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2016.09.23

【GCTファイナル交換日記12 】9月22日(木)松本 / 松本大

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9月22日→23日(日付こえてもうた)ときたま雨 松本



今日はディレクターさんとごはんでした。色んな話をして製作意欲が高まっているので、ぶっちゃけ今日は面倒で仕方がありません。

まぁ話の中に「自分の中の矛盾」についての話があったりしたのですが、これちょっと思うことがあるんで、いずれ曲にできたらなぁと思っております。



※交換日記を見ている皆さん、ディレクターさんとは主にレコーディング作業において監督みたいな立ち位置の人です。ミュージシャンによって捉え方が違うと思いますが、僕にとってはそんな感じ



雨が続きますなー。洗濯物とか大丈夫?うち乾燥機ついてるから余裕です。

10月に入るまでライブがないもんだから、家にいるもんだから、ついついお菓子が進みます。近々焼肉に誘え。おれは曲作ってるから、お前らに誘われさえすれば、いつだって行けるよ。なんせ一人作業だし。寂しいし。最近胃は小さくなったけど。

集中したいんで今日はここまで。じゃぁ次は大喜で。回すの遅くなってすまんな。

なんか回覧板みたいー。おくさんそこのスーパーのお肉激安よー。今晩はハンバーグに決まりダワー!



【LAMP IN TERREN ワンマンライブ2016】

「GREEN CARAVAN TOUR」FINAL

10/15(土)恵比寿LOQUIDROOM

OPEN 17:00 / START 18:00

 ■イープラス

 ■チケットぴあ

 ■ローソンチケット




10/23(日)長崎DRUM Be-7

OPEN 16:30 / START 17:00

 ■イープラス

 ■チケットぴあ

 ■ローソンチケット

前売チケット ¥3,000- (+1D) / 一般発売中

2016.09.18

【GCTファイナル交換日記⑧】9月18日(日)松本 / 松本大

日記0918.JPG
9月18日 たぶん日曜日。くもり。松本



はい。スタジオおつかれ。今はだいたい15時くらい。いつもより早い帰宅。

今日は明日のライブのリハでしたね。僕は家で作業することが多いので、君達がいないと曜日すらわからない現状です。

連絡が来て、「あ。明日ライブか」という具合です。今日がいつなのかすらよくわからなくなります。

だからね、今これを書いて気付いた。9月ももう半分過ぎていることに。月末、皆に新曲を一気に聴いてもらう会があるので、そこに向けてせっせとやっているわけです。スタジオ以外で最近会えないもんだから、君達がくれる連絡や、この交換日記が日々の楽しみになりつつあります。といっても個人作業にはいってまだ一週間も経ってないか。ついこの間まで毎日会っていたからでしょうか。スタジオの日も久しぶり!みたいな。「精神と時の部屋」にいるみたいな。

新曲はなんだかんだ15曲くらい持っていけると思います。もう聴かせたものもあれば、遊び倒したものもあるし。まぁ楽しみにしててくれ。



ぱらっちのユーモアについてですが、お前は存在が(すでに)顔にユーモア溢れてるところあるから大丈夫。

困ったらヒゲ生やしてみよう。話のネタがないというなら おれたちが得意なあんな話やこんな話で高まっていこうぜ。アダルトなアレやコレ。

お前が日々、映画のように鑑賞しているやらしいビデオのレビューだけで、おれは一週間くらいやっていけると思うんだ。この辺にしておこう。

真ちゃんの「プリンの話」だけど、真ちゃんはもう既に真ちゃんでしかないと思っていたので、「真ちゃん≒プリン」の図式が僕の頭で確定しました・。

真ちゃんはプリンです。真ちゃん「が」プリンなのです。なので僕はプリンにはなれません。ごめんね。

先日、君が珍しく酒に酔って潰れていく光景が、おさななじみの僕からするとすこし衝撃的でした。パラッチ以外のメンバーを担いで家にぶっこむ日がくるとは。

たのしかったんで、たまにならあの感じもウェルカムです。ちなみにあの状態の真ちゃんを我々は「マコさん(真=マコト)」と呼ぶ事に決めました。怒らないでね。

健仁に関しては、今年に入ってから、僕が元々持っていた君への印象がドンドン変わっていきます。漢(オトコ)らしくなったよね。

悪く言えば、んー悪い例えば見付からないのいで、良かったのいかもしれませんね。

最近なにかにつけて大喜やらから「お前は頭がふっとんでもベースが弾ける」「むしろお前の本体はベースだ」等、散々な言われようですが、ためしにいつか「ベースのない部屋に中原健仁を閉じ込めるとどうなるか」という長編ドキュメンタリーを作りたいです。

ところで皆さん、近々山登にでも行きませんか。秋っぽいし。



また、右上がりに書いてしまった。おれは右肩上がりなイブシ銀だぜ。たこやき食べたい。



10月15日 恵比寿LIQUIDROOMまであと27日。

うわっ、一ヶ月切ってんじゃん!!!



次は真ちゃん→




【LAMP IN TERREN ワンマンライブ2016】
「GREEN CARAVAN TOUR」FINAL

10/15(土)恵比寿LOQUIDROOM
OPEN 17:00 / START 18:00
 ■イープラス
 ■チケットぴあ
 ■ローソンチケット



10/23(日)長崎DRUM Be-7
OPEN 16:30 / START 17:00
 ■イープラス
 ■チケットぴあ
 ■ローソンチケット
前売チケット ¥3,000- (+1D) / 一般発売中

2016.09.14

【GCTファイナル交換日記④】9月9日(金)まつもと / 松本大

日記まつもと.jpg



まつもと。



やっと回ってきた。お前ら「交換日記」から敬語使うなら、普段から使えよ。うやまえよ。大喜なんかお前漢字を調べながら文章書いてるのバレてるぞ。わかるぞ。最近ずーっと一緒にいるし、今更書くことなんてないんだけどせっかくだしね。なんか面白いね。でもこれ「公開交換日記」だからね。たくさんの人が目にするかもしれないのか。大丈夫か。つまんねーんじゃねぇか、等、サマザマな不安がありますけど。特に書くこともないし。これに関してはお前らじゃなくても、ファンの皆も知ってると思うけど、俺が日々、何してるか知ってる?知ってるよね。

最近観葉植物を買ったこと。ちっちぇやつ。もうね。水を遣るのを心待ちに眺めるわけよ。今かな、今かなとね。おれんち遮光カーテンだからね。しかもしめっぱなしのまっくらボーイですから。カーテン開けなきゃーと思い買いました。日々ヒキコモリのわたくしの生活が見違えるように彩られてゆくのです。お前らも買った方がいいぞ。

ところでマジックペンって字が書きづらいね。もうなんかあれなんで、絵とか描いちゃいます。次は中原。



右上がりに書いちまったぜ。

以上。

また次回。

まつもと。



10月15日恵比寿LIQUIDROOMマデ あと36日。






【LAMP IN TERREN ワンマンライブ2016】
「GREEN CARAVAN TOUR」FINAL

10/15(土)恵比寿LOQUIDROOM
OPEN 17:00 / START 18:00
 ■イープラス
 ■チケットぴあ
 ■ローソンチケット


10/23(日)長崎DRUM Be-7
OPEN 16:30 / START 17:00
 ■イープラス
 ■チケットぴあ
 ■ローソンチケット
前売チケット ¥3,000- (+1D) / 一般発売中


2016.07.24

よだん① / 松本大

最近少し余裕ができて、というかかなり続いていたヤマを乗り越え、ちょっとだけ平穏が戻ってきました。



調子に乗ってSNSを更新してみると調子に乗ってマニアックな話までしてしまうという、性格出ちゃうよね。一言で済ませたらいいものを、「あっ、あれも!これも!」ってね。更新が多いと通知がいったりして迷惑かな、しかもこんな専門的な話で。と少々不安に思いつつ、歯止めがきかなくなってきたのでこちらにまで持ち込んでしまう運びとなりました。



ほんとに最初の方は「ピンクのギターが欲しい」という所から始まったのですが

今回は、「我々の楽曲についての余談」です。



わかりやすく説明していきたいのですが、僕の文章力が間に合っていない所もあると思うので、多少の「?」は想像で乗り切ってください。



んー。どこから話せばいいのかな。まずギターというものには「チューニング」というものがあります。カラオケで言う所の♭や♯だとわかりやすいかな。僕らの曲は「半音下げ」という、つまりチューニングが「♭」の状態での曲が多いです。普通ギターは「レギュラーチューニング」で使われることが圧倒的に多いと思うのですが、僕が中学生の頃、今よりも全然高い声が出ずに仕方なく半音下げた状態で歌っていたものの名残です。なので高い声が出る今、最近作る曲はレギュラーチューニングの曲が多くなりつつあります。



簡単に今までにリリース楽曲で言うと

・メイ

・Sleep Heroism

・リメンバー

・キャラバン

・とある木洩れ陽より

・ボイド(半音下げとレギュラーどちらでもいけます)



上記のものがレギュラー。これ以外は半音下げです。

最近作った曲もレギュラーのものが多いかもですね。



さて、そんな感じで割とごちゃごちゃしている中、ライブなんかでは不思議に思う人も出てくるでしょう。「なんかアイツ、ギターの持ち替え多くね?」。はい、ここに繋がってくるわけです。そんなん全部レギュラーでやればいいじゃないと思うかもしれませんが、この差はかなり大きいのです。曲の聴こえ方自体が変わってくるからです。



以上の理由で僕は同じギターを2本、ライブで使っています。青と黒の色違い。

レゲエマスターという名前のギターです。レゲエに合うらしいです。レゲエで使ったことはないですが。



音はね、ライブに来ていただければわかります。シャキーンです。シャキーン。ここです。想像で乗り切ってくださいね。2本の違いはほとんどないですが、強いて言えば黒いギターの方がよく鳴ってくれます。シャキャーンって感じで。



青い方が「半音下げ」、黒い方が「レギュラー」のチューニングで使っています。これに関しては正直どっちでもよかったのですが、「メイ」のMVを撮る時に「映像はモノクロでいきます」と決まりまして、だったら黒かな、とそれ以降この布陣が定着しました。




さて、こっからギターの種類や音について、ライブでのギターの使い方について更にマニアックに、更にエグい話になっていくのですが、これは小分けにしていった方がいい気がしてきました。学校の授業でも、教わる量が多いと頭に入ってこなかったり苦痛になったりするだろうから。それに、これは余談だから全く覚える必要がないし、「へぇー、不思議」くらいでいいです。



なによりそんなことライブ中に頭をよぎったりされてしまうと、大した話でもないのになんだか申し訳ないので、適当に読み流していてくださいね。この記事が好評なのであれば、なんかまた違う余談を書こうかなと思います。聞きたいこととかあったらください。



しかし、読むの大変じゃなかったですか。つまらなくなかったですか。意味わからなくなかったですか。大丈夫かな。まぁいいか。ひとまず今日はここまで。お疲れさまでした。





余談ですが、この間しれーっと夏フェスが始まったことについてブログを書きました。

2016.07.23

2016 summer. / 松本大

夏ー。って感じ。



今日から夏フェス期間がまた始まった。

普段室内で過ごす事が多い僕にとっては本当に、一年で1番外にいる時間が長い時期。



去年は何から始まったっけ。石垣島だったかな。今年は大阪・Talking Rock! FES.2016から始まりました。野外初開催で、今年は雑誌の創刊20周年だそうです。めでたいね。お呼びいただきありがとうございました。超楽しかった。



ワンマンツアーが終わり、そこからこういうイベントに出るのも久しぶりなもんで、かっ飛びすぎた。久しぶりの30分前後のライブ、久しぶりの野外。めっちゃ晴れてるし、皆良い顔してるし、人多いし、テンション上がった。



結果、体はオーバーロードしていて「中盤顔真っ赤だったよ」と言われてしまう始末。そうよね。中盤超苦しかったもんね。超楽しかったけど。



基本、歌う事は(おそらく技術もあるんだろうけど)僕にとってはまだ難しく、苦しい時が多いんだけど、その先にいる表情を見ると、マラソン選手のような感覚なのかな。止めたくないし、走っていたいって踏ん張れるのです。楽しいのです。だから、よく「気持ち良さそうに歌ってたね」なんて言ってもらえる時、全然そんな事ないんだけど、そう思ってもらえるのは嬉しい。



なんにせよライブというのは皆で作っている時間という事に変わりはなく、僕らはガッツンガッツン音出していくので、皆さんはしっかり受け取ってください。受け取ってもらえるように全身全霊でボールを投げます。たまに豪速球も投げます。そしたら歓声や手で返してください。いつも勝手に、ひとりひとりとそういうキャッチボールをやっている気でいます。勝手にすまんな。



とにかく夏フェス、ご飯いっぱい食べて乗り越えるぞ。パワーだパワー。明日は福岡。NUMBER SHOT 2016、かっ飛んでいくぞー。いぇーい。





P.S. 福岡に向かう前、いつも行動を共にしている武士(うちの車)を洗車した。手でもごしごしやった。愛着が+30くらい上がった。こいつ、最初うちに来た時カセットテープしか聞けないようなとんでもないやつだったけど、いつも事故なく運んでくれてありがとう。と素直に思った。

2016.07.06

あすはたなばた。 / 松本大

2016.07.05



困ったことに歌詞が全く進まない。今日はほとんど何もやっていない事になる。風呂に3回も入った。「風呂は命の洗濯よ」という葛城ミサトさんの言葉に感化されて以来無駄に湯に浸かっている気がする。まぁそんな事で左右されたりはしないけれど。ミサトさんが気になる方は"新世紀エヴァンゲリオン"をご覧ください。







スーパーでトイレを借りようとして店員さんにお願いしたところ、従業員専用トイレだったようで、複雑な迷宮の先にあるトイレの前まで連れて行ってもらった。ドアを開けると(たまたま用を足していたであろう)ご年配の店員さんに「いらっしゃいませ、ごゆっくりどうぞ」という言葉と共に深々と頭を下げられ、「ホテルに来たのではないか」と錯覚した。そこそこ年季の入ったThat's WCな出で立ちのタイルの床や壁の醸す雰囲気に嘲笑われるかのようだった。その後案の定迷宮で迷った。







いずれ引っ越すのに満足できない小さな部屋に家賃を払い続けるぐらいなら、自分の気にいる3LDKぐらいの部屋をいっそローンで買った方がいいのではないか、という考えが芽生えるも「無謀だ」「ぶっ飛びすぎだ」と周囲から大バッシングを食らった。まぁ金額を見ると現実的ではないね。1億とかすんのね。笑っちゃうよね。しかしながら周囲にはあまり変化を求めない方なので、腰を下ろすと永久に住める自信がある。







2016.07.06



1日経った。明日は七夕。近所では、かれこれ2週間程前から短冊用の笹が用意されており、日に日に増えていく短冊を横目にいつも帰路を辿るのだけど、10日ほど前から何が書かれているのか気になり通りかかるたびに願い事をこっそり拝見させていただいていた。



ほとんど個人的な願いが見当たらなく、皆「家族が幸せに過ごしていてほしい」という感じの事ばかりだった。ある意味個人的なお願いなのかもしれないけど、俺が子供なら「ロボットに乗りたい」とか「お菓子たらふく食いたい」とか書いていそうなものの。そんな、僕が今想像している「子供」くらいの字で「おねえちゃんの手術がうまくいきますように」という短冊もかかっていた。胸が痛かった。うまくいけばいいのだ。神が叶えてやったらいいのだ。



この他にも神社とか流れ星とか、まぁ日常でも見た事のない神に何度願ったかわからないけど、改めて短冊を目の当たりにして「願い事」っていいな、と思った。







たぶん23歳最後の更新になると思う。23にちなんで今年は「お兄さんな年にする」とか訳のわからん目標を掲げてきたけど、果たしてお兄さんにはなれたのだろうか。



今からでも遅くないぞ。俺をお兄さんだと思ってみなさい。



今、うわって思った人、ごめんね。

2016.07.04

小言 / 松本大

さらば23歳。そんな感じのライブだったと思う。



次は24歳になる日にライブがある。



それまでに書き上げたい歌詞を書いてます。







最近とくに不可思議な想いや考えが心の奥で蜷局を巻いていらっしゃるので、気持ちが沈んでいくことが多い。



その嵐に吹き飛ばされて空でも飛びたい。



壊れない傘で風を掴んで、空高くから竜巻でも見たい。







左目がとても痛い。







九州はとても夏だった。懐かしいけど、暑いのは苦手です。夏生まれなのに。







眠くない日が続く。

2016.06.22

2016.06.22 / 松本大


こんばんは。もう夏ですね。暑いもんね。

このブログで近況を伝える際に同じことばかり書いてしまっている気もしますが、相も変わらず僕はライブか曲作りしかやっていません。正直「もう近況はいいか」と思ってます。




最近はワンマンツアーが始まったこともあり、リハーサルと制作が同時進行で進んでいて、「ライブの時と制作の時の心持ちってどんなんだったっけ」とごちゃごちゃになったりする時もあります。そのぐらいです。





そういえば、我がバンドが抱えるブログもいよいよ2つになった、ということでLINEの公式アカウントはお友達になっていただけたでしょうか。あちらの方にもブログが存在していて、真ちゃんとぱらっち もとい大喜が担当しています。僕のよりは読みやすく、面白い記事になっていると思うので、ぜひどうぞ。息抜きに読んだり、僕もちょっとだけ助かっていたりします。





特に書くネタもないので最近の新しい曲について少し。ツアーで既に披露した曲もあったりしますが、そろそろアルバムが見えてきそうなくらい曲ができてきました。まだメンバーにもスタッフにも渡せていない曲も含めますが。




普段、一曲を少しずつ作り上げていっていると納得できるラインが異様に高くなってしまい、スケジュールの進行や打ち合わせに色々と迷惑をかけているかもしれないので、この場を借りてメンバーとスタッフには謝っておきます。すまん。必ず良い物を提出するっす。




ハードルが上がるにつれてたくさんの壁とご対面を繰り返すのですが、見事に心を砕かれつつ、その欠片を拾って、そうしているうちに壁を乗り越えることができて、本当に「ルーティン」というのは僕のためにある言葉かと思うほどにいつもの部屋で、いつものギターを触り、いつものソファの上で、いつもと同じ作業をしています。今はその場所でブログを書いていますが。




だけど、できた曲を自分で聴いたり、その先にいるであろう皆の顔を浮かべたりしているとワクワクしては、そんな同じ作業が同じとは思えないのです。こう、文字にはしていますが、この曲達が皆さんの耳に届く時、このブログのことは忘れていてくださいね。そんなこと思い浮かべながら聴く人なんていないと思うけど、念押し。僕の日々はそんなもんです。僕らの曲に光が当たるのなら、そんなもんでも全然構わんよ。まぁ、気長にお知らせを待っていてください。






なんかネタになるもんはないかと部屋を見渡してみましたが、やっぱりなんにもなかった。ツアー前に気に入って買ったギンギラギンのブレスレットぐらいだった。あとは自宅近くのコンビニで、スカートが引っかかって泣き叫んでいた人の顔しか浮かばない。あまりに突然、すぐ横で大きな声を出すもんだから、心臓飛び出るかと思った。




ここまで書いて思ったんだけど、近況を書くのがブログでしたね。





P.S. フライング誕生日だと、ツアー各地でプレゼントをくれた人、事務所に送ってくれた人、ちゃんと受け取りました。どうもありがとう。もうすぐ24。

2016.05.01

魔法。 / 松本大



2016.05.01



5月3日に1st Single『innocence/キャラバン』をリリース、という事で今日はシングルについて書こうと思っています。しばしば脱線するかもしれませんが。



初めてシングルをリリースだし、今回はそれに加えて初めて4人での作品を出せるので、約10年越しにちゃんとひとつの目標の線を踏めるなぁと少し感慨深かったりします。



そもそも、まだ知らない人もいらっしゃるかもしれませんが僕らは元々4人で音楽をやっていました。新しく加入した「真ちゃん」こと大屋真太郎は僕がこのバンドをやるきっかけになった人であり、6歳からの友達でもあり、僕にとっては人生で最も付き合いの長い人のひとりです。もう知らない事もないなぁというくらいには、家も近所で登下校を共にしたし、小学4、5年生の頃には掃除の時間に箒でじゃれ合って彼の前歯折ってしまった事もあったし(不可抗力ではあったけどあれは本当に申し訳なかった)、よくキャッチボールをしたり、庭で焼き芋を食べたり、元旦には初日の出を見るべく登山したり、と思い出話を並べだすと皆はこのブログを最後まで読めないだろうなぁと思う程にあります。それは今後ラジオやライブで少しずつ話す機会があるかもしれませんね。




そんな感じで4人としては初の作品、バンドとして初のシングル、あまり長く話すとそれもそれで取り留めのない文章にもなり兼ねないのですがよかったらがんばって読んでください。





M-1「innocence」



この曲で僕は初めて「書き下ろし」を体験させていただきました。とはいってもそれほど大層なものでもなく、ひとりの人間として何かの作品に出会った時に生まれる想いや考えが、僕で言う所の音楽で形になった物です。今までも沢山そういう流れで曲を書くのはあった事ですが、タイアップとして世に出て行くのは初体験で、「亜人」ファンの皆さんにどう届くのかは少し不安ですが、やっぱり自慢の曲なのでワクワクしている方が強かったりします。



去年の、ちょうどこの時期に話を頂いて、まず作品を読ませていただきました。最初のデモ音源の日付けが"2015.05.11"となっていたので割と早く欠片は生まれていたみたいです。書いていた時の事はあまり覚えていませんが、漠然と「もしかしたら今生きているこの場所は選ぶ事ができなかったのかもしれない」という感情が暗く渦巻いていたのはよく覚えています。



例えば用意された椅子があり、良くも悪くもいずれ必ず来る終わりも用意されている中にいて、「運命」という言葉は一度存在を現せば絶対に、永遠に敵わない、何をどうしても運命の手柄になり、運命のせいにできるという圧倒的な存在を前に、鉛筆を動かす気力もなくなり、初めの方はとても悲観的な言葉が並んでいました。曲とはしばらくそのまま格闘し続ける事になり、秋ごろに会社から「そろそろ曲出して」と言われて渋々そのまま提出したような覚えがあります。その時期はまったく曲が書けない時期でもあり、ワンマンツアーで披露した「時の旅人」という曲とも大格闘していた時期でもありましたね。2nd アルバムの『LIFE PROBE』をリリースした後から「もう絞っても出ない雑巾」状態が続いていました。笑



『LIFE PROBE』というアルバムには「はい、もう次に行きなさい」と背中を押されるような、「結果出すまで帰ってくんな」と言われるような作品でもあり、自分がバンドをやっていく上での中心点を示した作品でもあり、作家として新しい扉を開かねば自分の過去に顔向けできんなという考えが頭の中をぐるぐる回っていて、「innocence」は今までにないくらい心の中で自分と向かい合った曲になったと思います。曲の心臓部分、テーマが今まで以上に難題だったというのもあると思いますが。結果、新しい扉は開く事ができたと思っています。とっても長かった。今だから言えるけど、とってもしんどかった。



アレンジにはピアノが入っていますが、最初の方のデモからピアノは鳴っていて、それを弾くというのも初体験でした。ピアノで曲を作る事はあっても、最終的なアレンジではいつも引っ込む感じになっていたので。「王様のひとり芝居」とかはピアノからできた曲だったりします。今回は最初から最後まで鳴っています。バンドでも長い間話し合ってこの形になりました。この曲は特に、メンバーにとっても核心をついた物になったんじゃないかな。4人だからできた物ですから。



もう既に長い記事になってしまっているという事に気付きつつ次へ。






M-2「キャラバン」



真ちゃんが帰ってきてから初めて書いた曲がこの曲になります。ちょうど初ワンマンツアーが終わった1ヶ月後とか。12月とか。びゅーんと書けました。元々は違うきっかけで書いた曲なのですが、デモを上げた所メンバーがとても気に入っていたというのもあって、じゃあ初シングルに入れてもらおうぜ、という流れで今作に入る事になりました。



書くかどうか迷ったのですが、この曲が書けた時の仮タイトルは「こどもの国」というタイトルでした。純粋な気持ちを忘れないでいような!という歌詞が書かれていたからそうなったのかと思います。最初はメロディと言葉が同時に出てきて、お互いに共鳴していくように曲が磨かれていくのがとても楽しかったです。第三者の気持ちでワクワクしているのに曲を書いているのは自分、というよくわからない心持ちでした。



そんな心持ちで書いたにも関わらず、冷静に見つめると「これは俺の唄じゃないか」と気付かされ、レコーディングを終えると「これはバンドの唄じゃないか」と気付かされ、バンドの新しい門出を祝ってくれるような、そして今後の僕らの旅に携える唄になってくれたなぁ、と思いました。



ここに記すもの以外にも言葉や意味はたくさんあるのは前提で、僕にとって音楽は魔法みたいなもので、背伸びしていた自分や、理想、願いが言葉になって、メロディに乗って、ある意味自分を騙すように歌い続けた事はいつか"本当"になっていき、今自分はここにいる事ができています。それが例えると僕にとっては魔法のような物だと思えるのです。この旅路に力として機能する曲もあれば、絵画のように何かを放っている曲もあれば、物語のように楽しめたり、様々な在り方は存在しますが、そのどれもが魔法のような、光のような物を放っていて、どれもが主役で、どれもが聴いている僕らを、歌っている僕らを主役にさせてくれるような音楽であって欲しいなぁなんて思うのです。よくわからなかったらごめんね。



皆に届いたら「これは皆の唄じゃないか」なんて思えたらいいなぁ。なんとなくもうそんな事を思っている僕もいますが、皆さんにとって僕らの音楽が、何よりも近くで皆さんの心と寄り添っていられる物であれる事を強く願っています。



メモ帳に「キャラバン」という文字だけを残していて、吸い込まれるように「これだ」と思い、このタイトルに決めました。あの瞬間はとてもすっきりした。






M-3「とある木洩れ陽より」



昨年の大晦日にふっと書けた曲です。自宅近くの公園ではよく子供がワイワイやっているのですが、それを眺めながら、その公園に生えている木になったつもりで書いていました。決して動かず、成長はしても基本僕らの視界で主役になる事はなく、「公園」という景色を担っているひとつで、普段僕らは気にも留めない事の方が多いと思います。だけどね。きっとそれを見ている僕らの受け取り方次第ではどんな風にも映るののだと思います。悲しい気持ちでいれば、どんな景色も項垂れて見えるし、楽しい気持ちでいれば、どんな景色も煌めいて見えるように、どんな事にも言えると思う。少なくとも僕にとってはそう。そんな中でもしもそんな景色を担うひとつひとつが「貴方の目には美しく映っていたい」なんてがんばってたらどうしようって馬鹿馬鹿しくても本気で考えていました。



この曲に関しては、色々書くのがすごく恥ずかしいです。歌詞をそのまま受け取ってもらっても全然いいのですが、ちょっとした仕掛けがあります。公園で書いた曲だし、木の気持ちで書きました。目の前にいたのは子供たちでしたが、だけど、眺めていたのは聴いてくれている皆さんでした。



書いたけど、あんまり気にせず聴いてくださいね。恥ずかしいので。笑






さて。かなり長くなりました。がんばって読んでくれた皆さん、本当にありがとう。ぜひ手にとって、聴いていてくれると嬉しいです。



作品が物として、皆さんの部屋に並べられて、音楽が皆さんの心の側で鳴っていてくれたらいいなぁ。つまり買ってねってことなんですけどね。やっぱり形として側に置いていて欲しいぜ。

2016.04.30

#1 / 松本大


AM 4:36



どうも。「更新するタイミングは本当に今なのだろうか」という疑念を抱きつつ文字を連ねています。ほとんど眠いし、明日あたりにシングルについて書くのがいいのではないだろうか、とか。まぁいいや。



最近また肌寒くなりましたね。東京だけだろうか。雨降ったり、昨日はとても風が強かったし、北海道なんかでは雪が降っているとかいないとか。テレビもあんまり見ないので、スマートフォンのニュースアプリやお仕事に行くまでの電車の中での会話に聞き耳を立てたりして情報収集をしている今日この頃。たった今、文字にしてみて、もしかしたら最近の自分は気持ち悪いのかもしれない、と少しだけ不安になりました。



兎にも角にも目まぐるしかった4月。ありとあらゆるニュースが飛び交って、僕も僕で個人的にたくさんの事があり、バンドも忙しくさせてもらっていて、4月の始めがとてもとても遠い昔のような感覚。悲しいニュースが多かったかもしれない。敢えて呑気に言わせてもらいますが、できるだけ生きていようね。その上で、笑っていられたらいいよね。





最近、ようやくお酒を2杯までなら飲めるようになりました。正直2杯飲んだ時点でぽわぽわして自分が何言ってるのかよくわからなくなるけど、お酒が楽しいというのが、なんとなく体感できるようになった、、、気がする。。



短いけど、とりあえずかここまでにします。寝るとします。



そういえば、チョコレートを作るとき、元となるカカオ豆をカカオマスとココアバターに分けて、それをまた混ぜ合わせて作っていく、というチョコレートの製造過程が2ヶ月くらい前から不思議で仕方ない。