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2015.08.12
びっくりした話とワンマンの話 / 中原健仁
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どうも、健仁です。
今年は、
「自分の名前をちゃんと知ってもらおう」
というちょっとした、しかし大きな目標を掲げておりまして、
僕個人のTwitterを見て頂ければわかる通り、
しっかりと振り仮名を振ってアピールしているのです。まあ、僕も伊達に22年と半年ほども
中原健仁をやっているわけではないので、
「健人さん!」や「健二くん!」と呼ばれることにはスーパー慣れているんですが、
ついこの間、「あっ、西原さん!」と呼ばれた時は
さすがの中原もびっくりしました。
「あれ、俺、西原だったっけ」と22年と半年を疑ったほどです。まあでも、やっぱり声をかけてもらえるのは嬉しいので、
なんとなく合ってたら大丈夫です。
「あ、あの人本名こう読むんだ」と、いつか分かってもらえれば、
西原でも健人でもなんでも構わないです。びっくりはします。でもいいです。
そんな僕、中島健太なのですが、
この怒涛の遠征ライブラッシュ(詳しくはSTAFF BLOGを。)の最中、
ずっと見据えているものがあります。その名も、
「BLUESYARD 〜landing probe tour〜」。
10/30 梅田Shangri-La
10/31 名古屋ell.fits all
11/5 渋谷club QUATTRO
11/7 長崎studio Do!
<<8/17(月)23:59まで先行受付中!>>
http://eplus.jp/lit-hp/お馴染み東名阪の3会場に、
LAMP IN TERRENと言えばの長崎を加えた東名阪長の4会場で、
僕ら初の、ワンマンツアーを行ないます!!ツアー自体も初なんですが、大阪、愛知、長崎でのワンマンも初なんです。
初めてのことなので、正直、色々な不安がよぎることもあるんですが、
ツアーが決まって、しばらくライブをずっとし続けて、
今、「楽しみ」な気持ちがすごく強くなっております。たくさんライブをした中で気付けたものがたくさんあるし、
それはワンマンに向けて、もっと増えていくと思う。
僕らがお客さんとのライブから、貰って気付けたたくさんの成果を
ドン!と表現出来たら、もう、とてつもない光景があるに違いないなと、思ってます。それに、ワンマンならではの長時間ステージは、普段出来ない曲がやれるんです。
っていうことはそういう曲は、
(やりたくて仕方ないんだけど)ワンマン以外ではやれない可能性が高い。
それを一緒に楽しむことが出来る。そんなプレミアな日がワンマンなのです。これは僕個人のわがままになってしまうかもしれないけど、
初めてのツアーということもあって、
この日は、今後の僕らの一つの大きな礎になると思っています。
だから、どうしても大勢で、皆で、壮大で圧倒的なライブをしたい。
ここまでのLAMP IN TERRENがどんな存在だったのか、
どうせなら未来の自分達に、かっこつけたい。迷ってる方、是非来てほしいです!来る予定の方、本当お楽しみに!
そんなワンマンに向けて、また明日からも精進していきやす!私、中原健仁がベースを弾くバンド・LAMP IN TERRENは、
名古屋にてTREASURE05Xに出演するためにスーパー早起きなので、
さすがにそろそろ寝なければ。それでは、中原健仁、中原健仁でした!!...おやすみ!!
BLOG
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2015.06.15
探査船『LIFE PROBE号』について / 松本大
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すぐだった。気付いたら。もうあと半月もすればリリースなんだね。
今日は『LIFE PROBE』というニューアルバムについて。先に断っておくと、これは僕ひとりの文章です。
こういうのはインタビューを読むとさらに面白いと思う。
当事者の僕も、第三者の視点で気付く事がとても多いから。あと、1曲1曲の想いみたいなもんはまた後日、
なんらかでやらねばならない事になりそうだし、
まだリリースまで半月あるし、ここでは詳しく書かない事にします。あ、でも別にこれ、君たちは全然気にしなくていい文章です。作り手のこととか。
興味がある人のために書いてみてます。実際、何も知らずに聴いてもらって、
そこで生まれる純粋な想いの方が尊いと思うので。なので、「先入観持って楽しめなくなるわい!」って人は読まない事を勧めます。
気になる人はぐーーーーっと下へお願いします。笑
よし。では。
単刀直入に言うと、このアルバムを作り終えて気付いた事が沢山あります。
そもそもアルバムのレコーディングやるよって決まった時点では
「色んな景色が見えるアルバムにしようぜ」という事だけしか頭になかった。だけどたぶん、心というものは見えないから、きっとそれを通すとまた違ってくる。
そこから曲を書いてって、できたアルバムは気が付いたら「根幹」でした。僕はとても理屈っぽいです。何かしら意味を持っておきたい。
言わないにしろ、自分だけは言葉をそこに置く意味とか、なぜなぜこんな雰囲気になったのか、
とかちゃんと持っていたいと思ってしまいます。1枚目の『PORTAL HEART』は心の星に街を作るように。
2枚目だけど本当は昔っからある曲達の『silver lining』は心の星ができていくような。
今回の『LIFE PROBE』は、その心の星から飛び出すロケットでした。
聴く人の心の星に飛ぶロケット。まだ見ぬ先に飛ばすロケット。俺らが届ける側として、一番最初に置いておきたい3部作みたいな。
前の2枚は自分から自分にって曲、自分の世界で見える景色の曲しかなかったけど、今回はこの唄の先に皆がいました。
そう思えるようになったのは「林檎の理」という曲を書いていた時だったと思う。去年の9月か10月くらいか。
おかげでこの3年強、テーマだけ持ち続けて一向に曲にならなかった「メイ」の最後のピースにもなった。実際、楽しくて始めたこのバンドも今年9年目で、その間「伝えたいがためにやっていたか?」と問われると
YESとは嘘でも言えない。伝えたい事なんて何にもなかった。音を鳴らしているのがただ楽しかった。
初めて曲を書いてみて、それを自分で聴くのがまた嬉しくて、上京してからライヴってものをちゃんと始めて、
皆と共有する空間が物凄く楽しくて、その先で「俺は誰に唄ってんだっけ」という問題が出てきた。
いやぁびっくらこいた。君たちに貰ってばっかりだった。
勝手に楽しくなってった。楽しいって思わせてくれた。
だからって、それを返せるように曲を書く訳じゃない。これは俺らにしかできない音楽で、俺らにしかない正しさです。
今までもそうだったけど、今作はもっとそうなった。聴き手がいるっていう意識が加わっただけで。
だから届けたい唄を書きました。それを今、届けておきたかったから。
これを根底に置いておきたかった。俺が忘れない為にも。
だから今とても自由です。どこにでも行ける気がする。核がある。心臓がある。それを中心に、俺らはもっと色んな世界を見る事ができる。
行く先々でもちゃんと自分だから。このアルバムを作ったって事を過去にできてよかった。
僕らの唄が、君と一緒に見る世界がとても楽しみです。
それをライヴに持ってきてくださいね。
唯一、僕らがひとつになれる世界がライヴだって気がするので。
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2015.05.28
ゼロ。 / 松本大
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こんばんは。澱みなく言葉が頭を駆け巡っていて、これは言葉にしておくと後でなんらかの為になるかもしれないな、とかなんとか思い、しかしノートもない事に気付き、でもメモに残しておくのは違うな、と歌詞にもできない文字も書けないのでこのブログを使わせていただく事にする。買いに行けよ、ノートぐらい。
しかしながら駆け巡っていたのは20分ほど過去であって、もしかしたら嵐は通り過ぎつつあるかもしれない。逆にもっと暴走するかもしれない。フィーバータイムが終わっていたら短くなると思います。長くなっても添削します。「気がする」だけの話なので、あまり意味はないかもしれない。
「増えたら減る」気がする、という事について。基本的に便利が増えると、その便利に呑まれつつ、それでいいのかと交互に繰り返すのが僕のスタイルになります。便利というのは知恵を殺す気がするからどうしても斜に構えてしまいがちになる。便利のために知恵は沢山使われるけど、完成された便利をただ使っているだけの自分にとって、その時点で何かを失っている気がする。便利品を使うと自ら考える事が減る。これは結局ゼロだと思う。手に入れると何か失う。言葉にした時点で言葉にしなかった想いが消える。たまたま言葉に選べたものが自分が本当に届けたかった想いと違ったら、とか。
逆も然り。何か失うと、「失った」という過去を手にする。結局ゼロだと思う。これは「メイ」という曲の歌詞を書いている時にも考えてた。何も失っていないと書きました。自分の証について書いた歌詞であって、そこにたまたま登場した証明の手段みたいな物ですけど。それはとりあえず置いといて。ここでいうゼロというのは無じゃなくて均衡の意です。プラスマイナスゼロのゼロ。
世界全てに対してそう思う。人が増えれば場所が減る。ビルを建てれば自然が減る。時間が増えれば命は減る。ビルとか家とか建てるにしても、全部この地球の上で起きてる。資源はこの星の物を使ってる。そりゃあ自然は減る。鉄を精製すればそれ以外はゴミになる。生地を模るとそこに収まらなかったものは大抵三角コーナーにいく。人が増えれば食料は減る。ここにあるもの使ってるんだから、そこにあったもんは確実に減ってる。生命に対しても思う。人間以外の生物には言語がない。だから人ほど多様な感情はないように思う。余計な所まで行かずに済む。それは相対的に平等になると思う。俺は皆の知らない苦しみの中で生きて、その中で幸せな事もあって、逆も然り。現実離れしてるかもしれないけど、未来も含める事にしてる。今が死ぬほど詰まらん日々だとしたら未来でその分返ってきてほしい。平等にできるかできないかだと思う。そして何に幸せを感じるかにもよる。
便利でいうところ、今は得した気分になっているし、便利になったから使わなくなった知恵について今のところ何の不自由もないし、結局プラスに思えてくる。でもきっとあれだろうな。10年後とかに束になってかかってくるんだろうな。借金は返済しなければ利息がついて大変な目に合うのと同じように。
この考え方を押し付ける気は一切ない。ただ俺がそう思うだけ。というかそうであってほしいと願いたいだけ。幸福の絶対値はあると思う。どこに幸せがあるかは人によって違うけど。そのそれぞれを受け入れられるのは自分しかいない。皆と同じだと決め込んで安心したいとかじゃないんです。自分が特別だと思えないだけ。ゼロには何を掛けてもゼロになる。
増えたら減るというのは結局増えても減ってもいないのと同じだと思う。宇宙ができる前があったかどうかはわからないけど、もし無かったとしたら確実にこの世界は無に帰る。今は計算の途中で存在しているだけ。ゼロに何かを掛けているだけ。だから結局ゼロになる。掛ける物はどこから来たのかというツッコミはとりあえず置いといて。
答えを出す気はない。なんとなく考えてみただけです。何個も矛盾があるかも。あったらごめん。ひたすら考えながら書いていたから。
なんというか、結局地球の上で増えたり減ったりを繰り返して、質量は結局変わらなくて、突き詰めて広い目で見ればもう何のために存在しているかわからない。身近な物、限られた一生の中でだけ自分にとって価値が生まれるだけで、何をしても実は何のためにもなってない。誰に評価されても、その評価に意味なんてあるのかな。いつかは居なくなるのに。今、生きていくためには必要不可欠なもの。仕事しないとお金もらえないし、お金ないと食べていけないし、住む場所も与えられないから。でもお金とか法律とかってのも誰かの取り決めであって、そもそもからおかしい。なんかおかしい。もうやめよう。答えは出ない。出す気もなかった。ちょっと先の未来で、この文を読むときに何かしらひとつでも発見があればいい。
結局全部無意味だと思う。どれだけ足掻いてもいつかは居なくなる訳だから。ただ、居なくなる前の今、生きている今、自分が幸せになる為だけに意味を持たせようとしてる。できれば喜んでいたいから。今はそれでいいや。
よくわからない文章に付き合わせてしまってごめんなさい。悲観な訳ではなくかなり前向きです。かなり。面白かったし。再度言い直すとよくわからない文章に付き合ってくれてありがとう。変だなぁ。
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2015.05.27
真実と。 / 松本大
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やられた。
うちには犬がいます。名前は「トゥルー」という。犬種はミニチュアダックスフント。女の子。口癖は「フゴッ」。今年17歳になるか。
たしか俺が幼稚園だったか、小学校だったかの頃に「犬飼いてえ」とかせびったのだと思う。人間年齢でいくと今84歳ぐらいらしい。
幼少期はとにかく落ち着きがなかった。好奇心が旺盛すぎた。知らない場所はいつまでもウロウロ。知らない人には けたたましく吠え倒し、なんでも食べる。本当になんでも食べる。それ以外にも多々迷惑をかけられた。今も。かくかくしかじかで今は熊本にある実家から、遠路遥々上京してきた。
おばあちゃんになった今、飛び跳ねたり駆けずり回ることはなくなったものの、ウロウロしたり吠えたりというのは健在で、まさに今、近所の公園の一角でよたよたウロウロしている。今思えば落ち着きがないというより、臆病だったのかな。いや、そうだな。その方がしっくりくる。
それ以外に変わったことと言えば、白内障で目が見えていないこと、耳が一切聞こえていないことかなぁ。たぶんこの子は嗅覚だけを頼りに生きてる。嗅覚だけで俺を認識してる。
そんな彼女をなぜ公園に連れてきたかというと、今、干しています。干すという表現が1番適していると思う。今日の仕事は確認作業がひとつだけだった。アルバムのジャケットの確認。これはかなり良い出来だと思う。7月1日をお楽しみに。
マネージャーと昼ご飯を食べて帰宅するとその惨事は広がっていた。
まず目に飛び込んできた物をすぐに理解できた。鶏肉が食い散らかされていた。リビング一帯に広がる肉片と、おそらく油分が原因と思われる足跡。あと排泄物。パックの残骸。残されていた大根が惨劇をさらに強調して見えた。
トイレだけならよくある事だった。年を取ってから、外に出る事を極端に拒んできた彼女は、基本家の中から動かない。家が落ち着くんだと思う。なので狙いはよく外すものの、シートを用意していた。トイレ用の。というかその生活に慣れてしまった俺も、外はいいかとかどこかで思ってた。良くねぇな。逆に自分が犬だったとして、牢獄に思えてきそう。どうなんだろう。それより怖いが勝つのかな。しかしまぁ今日はまぁー酷かった。まぁ酷かった。まぁ。
とりあえず風呂に突っ込んで、部屋は雑に片した。シャワーで洗う、見境なく食べ物を詰め込んで張ったお腹が更に苛立ちを増幅させる、もう面倒くさくなっていつもならドライヤーで乾かしてやるところ、公園で干すに至っています。
そもそも鶏肉ってどうなのよ。ナマで食うってどうなのよ。ヤバいんじゃないかなぁ。けど今まで、玉ねぎ食ってもチョコ食っても平気そうだったし大丈夫かなぁ。それら全部吐いてたけど。今日もいつも通り吐いてたけど。じゃあ食うなよ。わかんねぇかそんなの。わかんねぇよなぁ。
公園まで来る途中、すれ違った人が皆心配そうな目をしていた。捨てに行く訳じゃねぇよヅラで、抱えたびしょ濡れの毛むくじゃらを公園に連れてきた。今日は晴れてるから悲惨な姿はなお際立ったと思う。
さて、未だ目の前をウロウロしているこの愛犬。たまにしか会わない時はその一瞬一瞬がとても愛おしかった。今目の前にいるのに切なくなるくらい。両親に対しても同じ感情があったと思う。しかしいざ一緒に住んでみるとこれがまた大変なのです。前述の通りです。けど今改まってみるととても切ない。こういうことを改めないと考えにすら至らない自分に歯痒くもなる。色のない世界はどんな感じなんだろう。音のない世界はどんな感じなんだろう。お前に声が届かない俺の世界は今、お前がよくわかんねぇ中で生きてるのとは打って変わって、形が見えるぐらいに確かな感情に取り囲まれているよ。
いつか俺もお前と同じ事を体験する日が来るかもしれない。体験しないまま死ぬかもしれない。終点は同じところにある。
勝手に教わってるよ。この感情も、現実も。今までも、今もそう。そんでお前が居なくなる時にまたひとつ教わる事があると思う。居なくなるのは俺の方が先かもね。わかんないからね。
とにもかくにも今、生きていてくれてありがとう。って言っておきながらまたいつもの日々に戻ると思う。俺は面倒くさがるし、君は家から出ることも、シャワーも嫌がると思う。
忘れないように努力するよ。あの頃爪先立ちばっかりして、見栄ばっかり張ってた俺の近くで「真実」って名付けた君と出会えましたから。色んな物貰ったから返せるように努めます。ていうか割と気にかけてるけどねお前のこと。
うお、すっげぇでけぇ犬が来た。お前には見えんだろうがすげぇでけぇ。帰ろう。乾いたね。帰ろう帰ろう。
夕方だったからともいうのもあるのか、気付いたら鼻歌が緑閃光だった。自分の曲かよ。
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2015.05.19
ボイド / 歌詞 / 松本大
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ボイド
空の向こうには 何が広がって
どんな風に僕らが 見えているんだろう
いつからか本気で 伸ばしていた手は
どこにも届かないで 風だけを掬ったあなたが笑えば 灯りは灯って
そのぐらい簡単な僕の世界が
誰かの手のひらで踊っていたとして
その手を返すと どこへ落ちるんだろうきっと
あなたまで 泳ぎ切るなんて
また 夢みたいな話
僕はただ 見上げていたんだ
手を伸ばしていた
僕らは上手に 飛び跳ねてみても
鳥の様に 高く飛べないと解っていたならば 海を泳ぐように 自由にと
頭を使っても 踏み出せはしないままきっと
あなたまで 泳ぎ切るなんて
ただ 夢みたいな話
僕はまたも 見上げてしまうよ
果てなどない空を与えられた物だけでは
足りないなんて
繰り返している空に溢した
何にもなれずに
空は笑って 晴れ渡っている
とてもじゃないが 笑えないよ 本当はずっと
心はずっと 俯いていた思い出した
あなたに照らされてしまった
ここに落ちてきてしまった
僕は泳ぎ切れない距離でいいんだ
このまま 眺めているよきっと 僕が何を手にしても
それでも 見上げてしまうんだ
空の機嫌が 移り変わるように
僕の世界を 繋いでいくように2014.07.29
メモに残っていたので、この歌詞を書き上げた日付も書いておきます。
完成したのは夏の日だった。日付の2日後くらいにレコーディングが終了したんだったかな。
届くまでに一年掛かった。やっとリリース。リリース感はまだないけど。笑
たくさん聴かれるといいな。よろしくお願いします。
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2015.04.15
近況報告 / 中原健仁
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最近、オリジン弁当のしょうが焼き定食にハマってます。
そんな俺の名前は健仁。
昨日も今日も明日も変わらず、健仁。
『健康で人にやさしくあってほしい』。健仁です。まっちゃんの記事にもあったように、
現在LAMP IN TERRENは制作中でございます。
佳境。一週間ちょっと前からずっと佳境です。
ちなみに「佳境」とは、「興味を感じさせる場面」という意味みたいです。
今までずっと「終盤」的な意味だと勘違いしてました。
まあ、今の状況はそのどちらでもあります。3月の末にはもうリズム隊は仕事を終えたため、
今スタジオで頑張っているのはまっちゃんなわけですね。
俺らが組み立てたモノに、着実に色付けがされている感じです。
まさに興味を感じさせられています。佳境ですね。
4月ももう中旬ですから、このスタジオ籠りの生活にも
じわじわと終わりが見えてきました。終盤ですね。そんな状況なわけなんですが、
先にも書いたように、3月末にはリズム隊は終了していたんですね。
じゃあ、今俺らは何をやっているのかと。
暇してます。
いやいや。
まさかただただ暇してるわけじゃないですよ。
まっちゃんが歌っているのを聴いていたり、
まっちゃんがギター弾いているのを見ていたり、
まっちゃんが書いてきた歌詞を読んだり、
オリジン弁当食べたり、コーヒー飲んだり、雑談したり、.......スタジオに居ながらにして、
まさかこんなにも手持無沙汰になるとは思ってませんでした。
まあ、実際は、やることを見つけてそれをやってます。
ベースを練習したり、知らない音楽を聴きまくったり。あ、そうだ、昨日はピアノを練習しました。
今までギターとドラムには触れたことあったんですけど、
ピアノだけはまったくなくて。
楽譜の読み方はもちろん、鍵盤上のどれがどの音なのか、
パッと見ても分からない感じでした。
せっかくスタジオに置いてあるし、
なにか新しい事をやってみるかってことでトライし始めました。「好きな曲やろう、好きな曲!」っていう勢いだけで、
坂本龍一さんの「戦場のメリークリスマス」をチョイス。
大喜がInstagramで弾いていた「ねこふんじゃった」すら弾いたことないのに。
初心者向けの楽譜があったにも関わらず、中級者向けをチョイス。馬鹿なんでしょうね。
昨日から触りまくってますが、まだテーマにも入れないです。当然です。
楽譜の読み方からちまちま頑張ってます。
そんなこんなで順調に進んでます、スタジオワーク。
良い新曲が出来てるなぁって、歌を聴きながら口ずさみながら思います。
早くみんなで歌いまくりたい。せっかくだし、自主企画の時にやれたらいいなぁ。新曲と言えば、ボイドのレンタルが発表されましたね。
映画「夫婦フーフー日記」のCMでもチラッと流れてますね。
ぜひぜひ、レンタルしてフル尺を聴きまくってください。そしてライブで歌おう。
そういえば大喜がブログに現れないね。
もう一回くらい、リボンちゃんとの関係をシュビドゥバしてほしいですね。
個人的にあれ好きでした。そんなところで、今から坂本龍一になりたい健仁になってきます。
それではー!
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2015.04.07
回転する。 / 松本大
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こんちはー。相変わらず読みづらい俺のブログ。定着しつつあるでしょうか。最近あったかかったのに今日だけ急に寒くなるもんだからもうびっくりしてますよ。薄着はつらい。
さて、Twitter等でかなり更新されてるんでもう知ってらっしゃるでしょう。というかTwitterで呟かれた情報によってこのブログへ導かれる人も多数いらっしゃると思いますが、ホームページは割とちゃっちゃと更新してると思いますんで定期的に見ていると、見逃した情報があるかもしれないよ。脱線した。音源製作中です。ずーっと製作中ではありましたが、5段階中の4段階目ぐらいかな。つまりかなり佳境です。リズム隊は先日予定されている全ての録音が終了し、残すは俺の作業のみです。ね。佳境でしょ?と言ってもここからまだまだ時間がかかるし、俺も現段階でどこまで言っていいのかわかんねぇんだけど。もしかしたら「結構レコーディング終わってますとか」も言っちゃダメなのかも(笑)まぁいいや。いつ発表できるかーとかも知らないし、どうなるかわかんないんだけど、新曲良い感じですよ。近い将来お届けできるかな。東阪自主企画ツーマンは来ておいた方がいいのかもしれないね。これはちょっとヒントだね。ライブについてはホームページの情報を参考にしてくれ。
レコーディングとライブが布織り込んでるみたいに交互にあって、更には撮影云々も入ってくるらしいのでまぁ最近はずーっと怒涛の日々なんだけど、そこまで体力消耗してないし、適度に息抜きしてるし、何よりこの日々が楽しいので、逆にこれだけ回転が速い日々をどう忘れずにこういうブログとかに書いてやろうかとか思ってんだけど、結局あんまり覚えてなくて、なんなら文字にする事が面倒になったりしてる。うちのスタッフの面白いブログでカバーされてっからまぁいいか。
また何かしら報告できる事あったら書きます。とりあえず元気です。
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2015.04.02
ジョブチェンジ / 中原健仁
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どうも。健仁です。
前回ブログを書いていた時は、
メリーズの段ボールからインスタントみそ汁を取り出すという
なんとも滑稽な生活をしていた僕ですが、
ようやっとその循環から抜け出し、
今ではちゃんと棚からインスタントみそ汁という毎日です。
それだけじゃありません。
インスタントコーンスープ、インスタントコーヒー、
さらにはインスタントご飯まで出てきます。
コンビニのような棚ですね。べんりです。しかしなぜやたらとインスタント食品ばかりなのかというと、
綺麗に片付いたのが昨日だからなんですね。
片付けるぞって書いたのが3/8。
...いやいや、スーパー怠けていたわけじゃないんです。
前回はOne,Two,Three,For!!Tourに向けての事を書きましたが、
実は3月は他にもライブがわんさか入っておりまして、
とんでも忙しかったんですね。
詳しくはSTAFF BLOGでどっさり記事が上がってますので是非。遠征に次ぐ遠征、一時帰宅するも、また遠征。
終わりかと思いきや、しっかり末までプリプロ作業。
寝泊りする場所がほいほい変わるもんだから、
「人見知り」ならぬ「部屋見知り」ばかりしてました。
起きた瞬間に「俺の部屋かと思った...」ってがっかりしたり、
「移動中かと思った」ってよくわからなくなったり。
(ライブはどこもアツくて最高でした)
そんな遠征の最中、高松DIMEに出演した3/22、
実は大学の卒業式がありました~。出席することは出来なかったけど、
まだ二回目の香川県なのに、
あんなにたくさんの人に囲まれてライブが出来て幸せでした。
友人に「卒業式出られなくて残念だったな」と慰められましたが
「多分誰よりもたくさん祝われたからいいんだ」と言ってやりました。
でもホントはやっぱりちょっとさみしかったので、
後日、卒業証書をもらいに行ったあとに、みんなで花見に行きました。
これが欲しかったんだこれが...
一度は大学を辞めようとして、あまり大学に行かなくなり、
でも踏ん張って頑張って、なんとか単位を取り切りました。
バンド、大学の友達、相談に乗ってくれた人、
そして誰よりも入学・卒業させてくれた父ちゃんに、本当に感謝してます。
やり切ることが出来て本当に良かった。そして、花見でわちゃわちゃ馬鹿騒ぎした大学の友達と同じく、
昨日から「大学生」ではなくなり、「社会人」になりました。
正直な話、今まではどちらとも言えないような生活だったから、
これからはハッキリ「社会人」になるんだなと思うと、
やっぱりなんとなく不安です。だけどまあ、そんな堅くならないで、
自分が好きなことにひたすら打ち込めるんだ って
単純にそう思って、前のめりに前のめりにやっていきます。
ステージ上で誰よりもこのバンドの音楽を楽しんで、
それを自分の全部で表現して、みんなで共有したい。
これまで以上に顔も体もめちゃくちゃにしながら、
叫んで、笑って、うたっていきます。
踏み込み続けていきます。それから、なにか新しい事に挑みまくろうとも考えてます。
これは個人的にだけじゃなくて、バンドもそうだろうなぁ。
そんな色々と怒涛の3月を終えたばかりですが、
4月もばっちりライブします。
4/4 梅田AKASO (ニューロック計画)
4/5 大阪城音楽堂 (HighApps SPECIAL!!)
4/10 下北沢club251 (バイザラウンドとの2マン!!)
4/12 新木場STUDIO COAST (HighApps SPECIAL!!)
4/19 新木場STUDIO COAST (ROLLING THUNDER REVUE)
大阪と東京の月ですね。そしてこれはもう少し先だけど忘れちゃいけない「VOYAGER'15」!!
6/26 心斎橋JANUS
6/30 渋谷WWW
LAMP IN TERREN自主企画2マンライブです。
チケットは4/29に一般発売となっておりますが、
その前に先行抽選予約を行いますので
チェックよろしくお願いしますー!!
これを書きながらコーヒー作ってたんですが、
棚を開けるたびにやっぱりちょっと体が心配になりますね。
インスタント食品のオンパレードすぎて。
ちゃんとしたもの食べなきゃだめだ。
明日あたり、せめてみそ汁だけでも、インスタントを卒業しよう。そんなところで切り上げたいと思いますー。
それではまたー!
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2015.03.08
ワン、ニー、サン、ハイッ / 中原健仁
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お久しぶりです。健仁(けんと)です。
久しぶりの間に個人的に色々とありましたが、
今言えるホットな事といえば引越しでしょうか。
なんとか今日までに片付けを終わらせたかったんですが、
段ボールからモノを取り、段ボールに再び収納するという状態です。
まさかメリーズの段ボール箱に
インスタントみそ汁の素を収納する日が来るとは思いませんでしたが、
僕以上に、メリーズの段ボール箱としても、
インスタントみそ汁の素を収納される日が来るとは思わなかったでしょうね。
そんな僕のホットな話はさておき、バンドはまさに今日からツアーに参ります!!
「One-Two-Three, For!! TOUR 2015」
SHE'S、HOWL BE QUIETとのスリーマンツアー。
梅田、名古屋、東京と周るこの3日間。
なんとSOLD OUT!!
しかもめちゃ早かった... 本当にありがとう!SHE'SもHOWLも、対バンする機会が何回かあった上に、
歳も近かったり同じだったりで、気軽に話せるバンドです。
この並びでツアーが楽しくないわけがないと、この日を楽しみにしてました。"歌"を大事にしている3バンドだけど、それぞれがまた別の強さを持っている。
このスリーマンツアーは、その武器を全力で出しあえたらいいなと思う。
だけどそれだけじゃだめなんです。「One-Two-Three TOUR」じゃだめなんです。僕らが最高のライブをお客さんと一緒につくりあげて、みんながそれぞれの思いで楽しんで、
それで初めてその日が、そこにしかない特別な日になるんだと思います。
みんなで「One-Two-Three, For!! TOUR」をやろう。うん。
そんなツアーですが、グッズもございます。
僕が特に好きなのは、シリコンバンドです。
その他にもTシャツ、フェイスタオルもございます。
詳細はGOODSページにて。
そしてこちらはテレンのNEWグッズですが、松本画伯による新作も出ますね。
この1年間は、自分の正しい名前をプッシュしていこうと心に誓った僕(けんと)ですが、
松本(だい)は干支をプッシュすることにしたようですね。
今日からですので、チェックよろしくです。
というあたりで、そろそろ寝ないとさすがにやばい時間になってきました。
ぱらっちの家の近くに引越してきたので(ジャングルではないです)、
僕が寝坊をした場合、まず困らせることになるのはトランスポーター川口ですね。
僕だけチャリで向かうことになることだけは避けたいので、そろそろ寝ます。それではまた!!
P.S.
記事のタイトルは僕なりの「One-Two-Three-For!!」です。
ランデヴーのイントロ前、たまに、これです。
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2015.02.19
わあ。 / 松本大
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こんばんは。最近ずっと新しい音源について考えていたりします。
ちょくちょくライブで新しい曲やったりしているので、まぁそろそろお知らせあるんじゃない?と思っている人もいるかもしれませんが、僕らまだ「silver lining」をリリースして一ヶ月弱しか経っていないのです。でも最近お知らせがものすごく多いので結構昔の事のように思えたりもするんだけどね。でしょ。近い過去は遠く感じるのに、きっと2015年が終わる頃には「あっという間だった」とか言うんだろうな。まぁ最近お知らせがあった曲から話しますか。「ボイド」という新曲が映画の主題歌をやる事になりました。リリースしてから一ヶ月でもう新曲か!と思った人もいらっしゃるでしょう。僕も思いました。だけどね。「silver lining」には過去の曲しか入っていないので、実質僕らは新曲をリリースしていない事になります。それに、この「ボイド」という曲はメジャーとしての初仕事でもあったんです。去年の夏ぐらいにレコーディングをしていたので、「PORTAL HEART」をリリースしてからすぐだった。実際発表するまであっという間に思えるからまぁ時間というのはそういう物かもしれない。曲の中身については、まだ皆フルで音源聴けてないだろうし、これから先もしかしたらリリースとかになるかもしれないからあんまり書かない事にします。個人的には人生で初めて書いた曲以来のラブソングだと思っています。僕の場合ラブソングというのは「誰かの事を強く思って歌詞を書く」という事だと思っているので、普段あんまり書けません。結局、歌詞の世界だったり、その時の気持ちだったりが具現化される事が多いので、「誰かに対して書く」というケースは非常に少ない。だって8年ぶりくらいになる訳だし。もしかしたら最初で最後かもしれないし。まぁ「ボイド」に関しては「気付いたら書いてた」みたいな感じだったけど。何はともあれお楽しみに。この間ライブで初披露だったし、また近いうちに聴けるかもしれないね。さて、その他ぼちぼち曲書けました。最近スタジオでアレンジアレンジしています。自分達で音源作って聴いたりしていますが、まぁー大変。良すぎて大変。みんな超名曲。うん。今年中には出せる、と思う。信用はしないでくれ。ただ今年中には出したい。という意思はある。この名曲達を一番良い形でお届けしたい。やったります。ここからはどうでもいい話。定期的に見る夢があります。気付いたら四畳半ぐらいの何もない暗い部屋の中で体操座りしていました。その部屋は瞬きの度に大きくなっていき、次第に果てのない巨大な空間になって、その真ん中でひたすら体育座りをしている。どこかで「ガタン」と音がする。すると黒い球体が降ってきて、そのおかしな球体に追いかけ回されるという夢。とても恐ろしいのに、その夢だけは、夢の中で「またこの夢か」と思えず、ひたすら初めましての感覚で「なんだこれ」と思いながら追い回される。起きて「またこれか」と思う。なぜそんな夢を見るのか、なんで毎回知らない夢の感覚なのか解らないけど、覚えているという事は何かしら自分に作用しているという事で、つまり自分という物体のひとつを担っているという事で、これも自分という存在なのかと思うと、不思議な気持ちになるし、なぜか面白い。見たくはないけど見れてよかったかな。しかしもう少しいい感じの夢は見れないものかね。