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2018.02.18
Eye of The Storm. / 松本大
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ブログ更新久しぶり。どれくらいか知らんけど。更新するにあたって過去の記事を適当に開いたりした。ここ一年のでものはなくもっと昔のものを。一言で言えば若いなー。もうすこし付け加えるなら、ボロが出ないように必死な自分が見えてきた。当時のことを細かくは思い出せないので、あの頃の自分と久しぶりに会えた気がしておもしろかった。嬉しくはなかった。どちらかといえば嫌いだ。とはいえ、ほんの一年ちょっと前まで自分からの逃避に注力していたので、もうなんか、「はいはい」という自分もいます。まぁいいさ。
過去は決して変えられないので、変えなくても済むようなドラマを作ることに全力だったあの日の自分。過去にするために今を生きていたようなあの日の自分。足りないばかりのあの日は足りないまま歴史となり、嘘を本当にしようしても、結局は隙だらけで生きてしまった。後ろ向きのまま未来に進んでいた。ムーンウォークだったら格好ついたような気もしないでもないようなー。どうでもいいんだけど。過去だから。
正解はないんだろうけど、未来からは何も奪えない。未来には何もない。未来が過去にならないとわからない。今 俺が過去の自分を見て少し切ない気持ちになっていて、それだけわかる。
というようなことも考えながら歌詞を書いています。どうでもいいと言いつつ、どうでもよくないからブログにしたのかもしれない気がしないでもない。
また近々更新するかなー。
BLOG
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2017.09.24
第五回「大家さんがこわい」 / 中原健仁
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今の家に引っ越してきて、もう少しで1年が経ちます。
住み始めたばかりの頃は
電気が付かなかったり、お湯が出なかったり、なにかと大変でしたが
目の前の公園は愉快だし、夜は静かだし、
今は基本的には暮らしやすくて気に入っています。
しかし、なかなか馴染めない部分もあります。
その1
大家さんがなかなか名前を覚えてくれない。
ご高齢だし仕方がないかなぁとは思うのですが、
でもやっぱり名前を呼んでくれるのであれば、ちゃんと覚えてもらいたい。
僕の名前を知っていただく機会は何度もありました。
中原「内見をお願いしていた中原です。」
中原「入居させていただく中原です。」
契約書「入居者 : 中原健仁 」
大家さん「これからどうぞよろしくね。中西さん。」
中西「 Wow 」
二年前、街で「西原さん!」と呼ばれたこともありましたが、
僕の名前はなぜ西へ行きたがるのでしょうか。
東西南北のどちらでもありません。センターです。
とかいうとセンター原になってしまうのでしょうか。もうそれ原さんじゃん。
しかしまあ、めげずに主張していこうと思います。
その2
洗濯物がまあ良く落ちる。
これは100%僕が悪いです。
遠征で洗濯物が溜まろうものなら、
洗濯機「ぱねぇ」
ってくらい詰め込んでしまいます。物干し竿をフル活用しないといけません。
しかしそうすると、2階に住んでるもんですから、手が滑ると下に落ちちゃうんですね。
こないだパンツを落とした時が酷かった。
ただ落とすだけならまだ良かったんです。
中原「あっ」
手が滑り不運にもパンツを落とす中原。その瞬間。
ガラガラッ
大家「あらっ、パンツ!」
大家「中西さん、このパンツあなたのよね?!」
2階建ての2階に聞こえるよう、大きな声で呼びかける大家。
放射状に広がる" パンツ "という言葉。
出来ればそのまま天高く消えてほしかった" パンツ "。
しかし願いとは裏腹に、そして無邪気に中原を突き刺した。
中原「いや、えっとその...」
大家「あれ?このパンツ、あなたのじゃないの?」
誰にも引き取られない場合を恐れたのであろう。
" パンツ "の第二波は、より強力であった。
完璧に打ちのめされた中原。こうなれば第三波を阻止することが最優先である。
中原「僕のパンツです...。あと中原です。」
肩を落としながらもダッシュで一階へ。
大家「良かったわ~あなたのパンツが干からびなくて(笑)」
恥ずかしさのあまり小説みたいな書き方になってしまいました。
穏やかでやさしい人だと思っていた大家さんですが、
あんなにパンツを連呼する人だったとは。
「干からびる」って言葉のチョイスも笑いのツボも、なかなかです。
今朝会ったときも、
大家さん「昨晩どこかの部屋が騒がしかったから、言いに行こうと思ったのよ。」
中原「あら、そうだったんですね~。」
大家さん「あなたの部屋かと思って覗いちゃったんだけど、ごめんなさいね~。」
中原「あ、いえいえ...( えっ?)」
大家さん「結局どこの部屋も静かだったのよ。勘違いだったのかしらね~」
なんてことがありました。ちなみに昨夜、僕は家にいません。
部屋を覗く大家さんも謎の騒音も、
あとついでに「こらしめちゃおう」も、全部怖すぎます。
他にも挙げれば色々ありますが、
書きすぎてる気がするので、今日はこの辺で!
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2017.09.15
第四回「蚊がきらい」 / 中原健仁
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季節はだんだん秋になり始めました。
すっかり涼しくなったもんだから
「よしこれは革ジャンか。そうだ間違いない革ジャンだ。」
なんて意気込んで着ていくと、しかしまだ早すぎたのか、
街中はまだ半袖のおニイさん方が" 残暑 "を彩っていました。
そんな中一人厚着をしていることに凹みかけましたが、大したことではありません。
俺があの街に「革ジャン開き」の合図を出しただけのこと。
まあいつか、一年通して革ジャン着たいと思ってるので、余裕です。
何かが始まるときは何かが終わるときです。
半袖が終われば革ジャンが始まります。
つまり、秋が始まったということは、夏が終わったということです。
終わったはずなんです。
あの夏の魔物もどこかへ消えたはずなんです。
魔物『プーーーーーーーーーーーン.....』
俺『え?』
ぺしっ
魔物『....プーーーーン........』
俺「...えっ?」
ナタリーさん、見出しは
「テレンBa.中原 9月中旬、蚊に絶句」
でよろしくお願いします。
5月 一晩で数か所刺され、夏を実感する。が、早すぎて不安になる。
6月 刺されすぎて悟りを開く。蚊を受け入れることにする。翌日、ついうっかり殺める。
7月 ウナクールが切れる。買いに出た一歩目を刺されて今度は俺がキレる。
8月 真ちゃんに弱者認定される。しかし、もう終わると思うと気は楽だった。
9月 えっ? ←NEW!!
もうほんとに勘弁してください。
俺がなにをしたっていうんだ。なんで5か月も蚊で苦しんでんの。
先月は5日間、やつは俺の家にいました。
帰れ。森に帰れ。
ゴキブリと同じくらいやつが嫌いです。
ちなみに真ちゃんは幼い頃から刺されまくって
痒さを感じないらしいです。強すぎ。ニュータイプ。
来月こそは刺されないことを祈ります。いっそ部屋でも革ジャン着て武装します。
最後に蚊の皆様へ。
今年分の血液は完売しました。閉店です。
うちの玄関前に並んでも無駄です。相手は革ジャンです。
来年は蚊取り線香に虫よけスプレーの厳重警戒態勢で臨みますので、
それらを搔い潜ってきた猛者の方にのみ販売します。
ご了承ください。それではまた。
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2017.09.05
第三回「それでもお酒が好き」 / 中原健仁
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幸か不幸か、僕はあまり派手な酔っぱらい方はしません。
素行が悪くなったり、失踪したり、泣き上戸になったり、
「at (liberty)」という曲を
大喜「りばひぃー」
と言うくらい呂律が周らなくなったりと、
人によって酔い方は様々ですが、
僕はテンションが高くなって声が少し大きくなるくらいで、
わりと意識ははっきりしてる方だと思ってます。ですが、それでもお酒にまつわる失敗はあります。
初めての失敗は大学の飲み会でした。
あまり参加できていなかったサークルの、
「引退お疲れさま」飲み会でした。幽霊部員的なポジションだった僕を
複数人が「おいでよ」って誘ってくれたので、
それはもう嬉しくて嬉しくて。学食でなんとなく一緒になってた名前を知らないあの人や、
「あっ、お、おす!」しか会話したことのない彼も来るそうです。
あまりに楽しみすぎて舞い上がった僕は
遥か彼方、3駅先の駅に向かってなぜかチャリンコを飛ばしました。駆け出して一つ目の駅あたりでガラスを踏むアクシデント発生。
まんまとパンクしたので、駅まで走って結局電車に乗りました。
かなり早めに出たのに、汗だくで遅刻寸前の電車でした。笑えます。
なんとか間に合った飲み会は、いかにもな感じでした。
上裸で張り手しあってる男3人、それを取り巻くウェーイ族、泥沼しかない恋愛トーク。
なんて分かりやすいんだサークル飲み会。テンション的に遅れをとった僕は、うどんを啜っていました。
無駄に走ったせいでお腹が空いていたんです。
飲み会でうどんを啜ることがこんなに楽しいとは知りませんでした。しかしそんな僕の前に、酒豪が現れます。
左手に日本酒、そして右手におちょこが二つ。
酒 豪 「 飲 も う や 」
これまたいかにもなセリフで攻めてきました。さすがです。
思わず斜体にしてしまいました。スピード感が違います。
うどんを片している間に酒豪がお酒を用意してくれました。
語らいながらチビチビ飲む。最高だな。
そう思ったのも束の間、おちょこを飲み込む勢いで一気に飲み干す酒豪。
あっけにとられる僕を促す酒豪。
酒 豪 「 う ま い ! 」僕 「 ゔ わ ぁ ぁ 」
まっっっっっずぅぅ.....
マーライオンは免れましたが、
お酒なのに甘いっていうのが衝撃すぎました。その後も何杯か飲みましたが、ほぼ初めての日本酒が
どうも味が合わなかった&飲み慣れてなさすぎて、
すぐに酔いが回ってしまった結果。
酒豪との対決はわずか5分で終了しました。あれだけ楽しみにしていた飲み会でしたが、
初めてお酒で気分が悪くなったので、早々に帰宅しました。
酔いが回っていたせいか、帰りはなぜか徒歩でした。
パンクしたチャリもしっかり回収して帰りました。
その日からずっと日本酒を避けていましたが、
"辛口"から慣れていって、今では好きなお酒になりました。
日本酒の扉をこじ開けてくれた酒豪にも感謝しています。
色んなお酒の失敗談を聞きますが、
お酒は、味に関して言えば慣れだと思っています。
小さい頃嫌いだったコーヒーが好きになった!みたいな。無理をせず、ゆっくり色々な種類に慣れていくことをお勧めします。
きっといつかは好きになれるんじゃないかな。
でも、くれぐれも無理をせず。
どんなコミュニティにも必ず、酒豪というか魔王はいます。
レベル1ではラスボスに勝てません。
仲間に出来るくらいにレベル上げして臨みましょう。
それでは、よいお酒ライフを。
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2017.08.25
第二回「譲り合いは避けたい」 / 中原健仁
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先日、というか昨日。
僕らのLINE LIVE番組、通称「LITV」の撮影がありました。
その帰りに起きた、なんとも言えないお話です。
僕、真ちゃん、大喜の3人で電車に乗りまして、
最初は満席だったのですが、すぐに席が一つ空いたんです。
まず大喜が座り、次にじゃんけんで勝った真ちゃんが。
僕は真ちゃんの前に立って、3人で話していました。
しばらくして次の駅に到着。大喜の隣が空きました。
しかし、空いた席の前には、大学生っぽい娘さん。
ここまでを整理するとつまり、こんな状態です。
話していた様子を見ていたからか、
娘さんに「どうぞ」と促されました。
しかし、僕も「いえいえ、娘さんこそどうぞ」と手で応じます。
それとほぼ同時に娘さん。僕よりも優先すべき相手を見つけたのでしょう。
新しい乗客、爺に「どうぞ」と声をかけます。その距離約2m。
しかし爺もまた、僕と娘さんのやりとりを見ていたのか、
若干座りたそうでありながらも「いやいや、大丈夫だよ」と躱す。
この時点ですでに2人もの乗客に、譲り合いリレーのバトンをスルーされてしまった娘さん。
集まるギャラリー(乗客)の視線。プレイヤー(僕・娘さん・爺)に降りかかる謎のプレッシャー。
ここで終わるわけにはいかないと誰もが思ったその時。
爺が動いた。
さらに後方に居た婆に声をかけたのである。
爺「あっ、どうぞどうぞ!」
ここぞとばかりに乗っかる娘さん。
娘さん「どうぞー!!」
ここまでくると、もはや譲り合いなのかなんなのか。
まさかつい先刻までギャラリーだった自分が
4m先から謎の土俵に引き上げられるなど、ついぞ思わなかっただろう。
現役のリレー選手でも、4m先からのバトンはさすがに受け取れまい。
明らかに焦りが伺える婆。もう、頼むから座ってくれ、婆。
婆「も、もうすぐ降りるから、降りるから...だいじょうふょ...」
BAA――――――――!!!!!!
全プレイヤーの望みを絶ち切った婆、さらに奥へ行き、退場。ただならぬ空気の中、いつもは嬉しいはずの空席が禍々しいオーラを放つ。
騒動に乗じてどこかへ消えた爺。取り残された僕と娘さん。
ダメ押しでもう一度、娘さんに声をかけてみる僕。
僕「ど、どうぞ...。」
娘さん、無言でスッと一歩下がり、伏し目がちに首を横に振る。
ああ....。これはもう、だめだ。だめなやつだ....。
諦めて魔の椅子に座しました。なんたるプレッシャー...。
譲り合う心。それは素晴らしいものです。
しかし、もし、あなたが譲っていただいたときは、
まず周りを確認してみてください。
そして大丈夫そうなら、どうかスッと座ってください。
謎のバトンリレーが始まることはきっとありません。
みんなハッピーです。椅子も禍々しいオーラなんか放ちません。
それでは、また来週!
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2017.08.25
暇 at エクスプレス / 松本大
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暇です。度合いでいうと「激」が付くほどに。新幹線に揺られながら、広島に向かっています。中学の同級生の結婚式に参加するために。
「結婚するの」と連絡が来たのが大体1年ぐらい前。そんなに早くからスケジュールを押さえられる事も滅多にないから、どんどん記憶の隅に掃かれていき、ちょうど1週間ほど前、自分が友人の結婚式で何をする予定だったのか、何を語るつもりだったのか、思い出すために記憶の隅々まで大掃除をしなければならなくなった。まぁ、常に予定を立てずにその日その日生きているので、自分でスケジュール管理するのはやめようと改めて思った。と、同時に僕を管理してくれている周囲の人達に感謝の気持ちが浮かんだ。
管理といえば、最近はスタッフによるスケジュール管理以外に、楽曲制作をメンバーに管理されるようになった。簡単に言えば、新しい曲の進展、つまり、〆切をメンバーに設けられた状態になっている。その昔、プレイステーションで「デジモンワールド」というゲームがあり、ファイル島と呼ばれる島の中にあるダイノ古代境では「時急域」なる地帯が存在していて、その地帯では時間が2倍速く進むという設定なのだが、制作活動時の僕の部屋はそれとほぼ同じ感じなのだ。僕の体感では2〜3時間なのに、実際は2〜3日経っている状況を危惧した周囲による措置。〆切は怖い。
話を戻します。
明日の結婚式で、「うたをうたう」という大役を課されているのだけど、結婚式に合うような曲は皆さんご存知の通り持ち合わせていないので、それでも自分の曲を歌うか、誰もが知っているラブソングに力を借りるか、未だふわふわしたまま、身体はぐんぐん広島に近付いております。気付けば新大阪。こう、あっという間に移動できてしまう現代は、なんか、すごいね。
友人にとって、たぶん一生に一度(であってほしい)大切な日。さらっと誘ってきたけど、これはかなりのプレッシャーだと今更気付く。健仁のお兄さんの結婚式でも演奏させてもらったけれど、その時は健仁がやる曲を決めたし、「弟の成果」を発揮する場でもあったし、何より親族の会だった。プレッシャーもあったけど、幼稚園のお遊戯会的空気の中で演奏してきたので、何やっても許される感があった。今回はあの日と明らかに違う。「ヤバい。いやいや、なるようになるよ。いやヤバい。どうしよう。でも、お前にできる事なんかそんな多くないじゃん。ありのままでやろうぜ。ヤババイ。」
頭の中では複数の小人が総動員でアイデアを持ち寄っているよ。まぁーーーーがんばろ。
そういえば、初ひとり新幹線。ひとりで遠くまでいけるようになったね。大人だね。心細いね。まぁーーーーがんばろ。暇だ。
タイトルわけわからん。
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2017.08.17
第一回「ベースが好き」 / 中原健仁
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どうも。1か月ぶりの健仁です。今まで月1にも満たないペースで更新してきましたが、
ついに始めます。週1ペースのブログコーナー「○○が好き」。僕が好きなものや嫌いなもの、
ネタに困ったらなんでもないものまで書いていきます。ぶっちゃけ、第一回から不安しかありませんが、
書く文章量は意識せずに、ちまちまやっていこうと思います。
というわけで、記念すべき第一回だし、
今回は僕の好きなもの。"ベース"について書きます。
------------------------------------ベースの何が好きかってもう、
マイベースが好きだーーーーー!たまらない!!もう、言いようのないくらいに好き!!言いようがないので以上です!
嘘です。ちょっとトイレ行きたかったんです。
けど、本当に叫びたくなるくらい大好きな、マイベース。
「Fender JAPAN : Jazz Bass 75'Reissue」
中学2年生の頃、真ちゃんと初めて遊んだ日、こいつに出会いました。
その時はこんなピッカピカな姿。テッカテカ。ツッルツル。
小学1年生のような純粋無垢さを放っています。木目が最高に格好良くて一目惚れして、
いつか絶対に買ってやろう。ってその日決めました。
試奏するのがなんかおっかなかったから、弾きもせずに決意しました。
そして中学3年生の終わり頃、
お年玉全部とお小遣いと爺ちゃんのバックアップで購入しました。
(後日、爺ちゃんが母ちゃんに怒られる。拗ねてた。)
とにかく嬉しくって、家に帰ってからすぐに
弾きまくって、飾って、ひたすら眺めては「すげえ」って言ってのループでした。
毎日弦もボディも磨いて、少しでもぶつけようものならベースに謝るほど、
大事に大事にしていました。それはもう、我が子のように。
7年後。見違えたよね。ってかもうこれグレたよね。
ギャンギャンに削れて、薬品で錆びたり色が付いて、
もはやヤンキーチームの頭張ってるとか通り越して、北斗の拳とかに出てきそうだもん。年を重ねる毎に知識も増えていき、
ピッカピカのベースへの初々しい気持ちを忘れ、
段々とヴィンテージ楽器の渋さに魅了された結果、
リペアマン兼クラフトマンの方に派手に削ってもらうという、
昔ではとても考えられない暴挙に出ました。
~15歳のキミへ~念願のFenderのベース、ついに手に入れましたね。
おめでとうございます。
毎日たくさん弾いて、眺めて、磨いていますね。
父ちゃんが柿の種をベースにこぼした時、
反抗期のキミはちょっと涙堪えながらプチ切れましたね。
気持ちはすごく分かります。でも安心してください。
10年後、削ります。
キミは自分の意志で、意気揚々と、削ります。
柿の種なんてちょっと払えば済む話じゃないですか。
お父さんには今すぐ、俺もごめんって謝りましょう。
なぜならキミは10年後、薬品をぶちまけます。
いいですか。
10年後のキミは、削った挙句にぶちまけます。
洗剤を付けた激落ちくんでも敵わないほどの薬品を、ぶちまけるのです。なんならこの文章を打っている最中に
手元が狂ってウナクール塗っちゃいました。これはまじごめん。
...どうか安心して、練習に勤しんでください。~10年後のワタシより~
謝罪も済んだことなので、なぜこうしたのかと言うと、
ヴィンテージへの憧れだけってわけではないのです。こういった"塗装を削る(剥ぐ)加工"を、レリック加工というのですが、
レリックをしたことでこのベースは、木の鳴りが段違いに良くなったのです。
ギュッと締まった音から、温かい低音が出るようになって、
低音から高音までバランスが良くなりました。
まあともかく平たく言うと、音が良くなりました。それこそ見違えるほど。あとこれはついでだけど、ボディが軽くて暴れやすい。
でもなによりも、やっぱり長年ずっと触ってきたことが大きいと思います。
愛着は変わらないどころか増すばかりです。そりゃそうか。
これからどんな音になっていくのか楽しみでたまらない。こいつだけはずっと手放さないで、恐らく本当に墓まで持っていきます。
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最後に、
これから楽器を始める方によく、
「どんなものを買えばいいか分からない」と聞かれます。
色んな見方のアドバイスがあると思いますが、
僕は断然、「まず見た目がグッときたもの」を推します。なぜなら、きっと弾きたくてたまらなくなるから。
そして大好きな楽器を演奏する自分もきっと好きになれるから!
なによりもまずは「楽しい」と思うことが大事だと思います。
楽しくって弾いているうちに、他の機材が必要になって、
そこから色々試したらいいと思います。
ので!もし興味を持った方はぜひ!!
Twitterなりなんなりで俺に自慢してください。笑
それでは第一回はこの辺で!
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2017.07.06
ありがとう! / 中原健仁
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最近、亀がすごく好きです。のほほんと何を考えてるのか分からない
あの感じがたまらない。
どこかで出会うたびに、きっと馬鹿なんだろうなぁって思いながら眺めてます。
亀ごめん。なんとなく顔似てる気するけど、
俺と一緒にしてごめん。亀ごめん。-------------------
ワンマンツアー「in "fantasia"」が終わりました。
来てくれた、見てくれた皆様、本当にありがとうございました。アルバムをレコーディングしてる時から、きっとみんなが思わず笑顔になってしまうような、楽しいライブになるだろうとは思ってましたが、
予想以上にパァッとした笑顔に溢れていて
たまらなく幸せでした。映像を見返してみても俺が終始笑っていて、
自分が親ならきっと「シャンとしなさい!」なんて叱ってしまうくらいでした。けどそんな笑顔も全部、
一緒にライブを楽しんでくれたみんなからもらったものです。
笑顔が笑顔を作る。素敵すぎる。
今回のツアーは、より「一緒にライブをしよう」っていう意思を示せたと思います。
大喜のMCで会場のみんなと笑い合ったり、
同じリズムで体を揺らしたり、歌ったり、
大が客席に飛び込んでいってみんなで踊ったり。笑そんなライブをみんなと作っていく中で、
「fantasia」というアルバムが、
どんどん大きな光を放っていきました。改めてこのアルバムを聴いていると、
一曲一曲の密度がより増した気がします。
前からだいぶ濃い曲たちだったけど。笑
このツアーを、アルバムを、特別な日を、
一緒に作ってくれて
本当にありがとう!!!
9月から始まる13公演のツーマンツアーも是非!遊びにきてね!!
http://eplus.jp/lit2017ftthp/
先行予約は7/10 23:59まで!!
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ほら可愛い!!!!どう考えても可愛いわ亀... 馬鹿にして亀ごめん...
ずっとペンギン及び猫好きを公言してきたけど、
ここにきてやはり亀が来てます。
陸ガメでも海ガメでも銭ガメでもいいから飼いたい。これから僕にツイッターで可愛い画像を送るなら、
亀でお願いします。
あんまりグロテスクじゃない系の亀。亀。
てことで、リプライを楽しみにしつつ終わります。書きたいこと他にもあったんだけど、
それはまた書きます。近いうちに。それでは〜!!
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2017.04.23
「fantasia」セルフライナーノーツ 松本編 / 松本大
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"fantasia" について
机に向かって早10分。何から書けばいいものか。迷った挙句、そのままこの状況をお伝えするところから始めます。
さて、僕以外の3人が先に書いてくれたライナーノーツ、読んでいただけたでしょうか。ちなみに僕はまだ読んでいません。3人ともお互いのを言葉を知らぬまま、アルバム『fantasia』について書いてくれたので、僕も僕だけの目線でこのアルバムのお話しをしたいと思います。少々長くなるかと思いますが、なるべく簡潔に、濃密に書きますので、よかったら最後までお付き合いください。
では、始めます。♯1 / キャラバン
「人生とは旅をすること 旅をするとは生きるということ」こんな感じのことをあらゆる人が言っていて、僕もまた同じように思います。その旅というのは時に孤独であり、時に手を繋いでいて、時に自分だけではない誰かの為になる瞬間もあると思っています。自分以外の誰かがいないと自分の事を証明できないのに、結局はみんな孤独で、突き詰めるときっと矛盾にもなるのに、こんな風に他にもたくさんの矛盾が矛盾として存在するからこそ成立する世界でもあるのかな、と常々思います。そんな中で僕らが今手に取っている「音楽」というのは、孤独でもあれば、手を繋ぐものでもあり、孤独だから言葉にできることを、みんなで音楽にしていくもの。僕1人が歌っているだけでは、曲の景色や形を伝えることはできず、4人で「歌」にすることで「バンド」という器になっていて、4人がただそれを鳴らしているだけでは器のままでしかなく、受け取ってくれるみんながいて、聴いてくれて初めて、器の中に命を吹き込まれて「音楽」として生き物になるような。この方程式を僕らは使っていきます。この「音楽」が僕を含めたみんなの人生の中で、ずっと一緒に旅をしていられますように。
♯2 / 地球儀
空想の中でならどこにでもいける。なんでもできる。心の中には全てが思い通りになる小さな星がある気がします。手中に収まるそれは地球儀みたいだなぁと思いました。きっと、僕の心の中にもある小さな星を、あなたがどれだけ目を凝らして見てもそれは模型のようなものですから。この星を動かすことができるのは世界で唯一僕だけで、そんな星があなたの中にもあると思う。僕には模型にしか見えないでしょう。それが模型のままで終わらないように、心の外まで持っていかなきゃいけない。言葉にしなくちゃいけない。いつまでも空想に耽っていたいなぁって僕もよく思います。だけど、それを心の中に留めていても何でもないんだろうなぁとも思います。自分にとって意味のあるもの、大切なことを、自分以外の人たちにも「こいつはこれが大切なんだな」って気付いてもらうには、言葉にしたり、行動で示したり、ドアを開いて日常に飛び込んでいかなきゃ。それが怖くなる日は、僕はこの音に乗って、歌にしていくことで息をするのと同じように、この音と一緒に自分の向かうべき日常へ繰り出して行こう。それがどこであろうと、いつもそばにいます。輝いてみせます。
♯3 / 涙星群の夜
夜空に流れる星に願うより、願いを叶えたいという想いが流す涙の星の方がよほど願いを叶えそうだ、というのがこの曲を書くきっかけでした。それは僕が自分自身に言い聞かせたいことでもあっただろうし、同時にみなさんにも届けたい想いでもあり、歌っている僕らと受け取ってくれるみなさんが同じ方向で一緒に走っていけるな、とこれまでにないくらいの確信を見付けた感覚でした。衣食住のどれでもない音楽。紫外線や人の目線から守ってやれないし、お腹いっぱいにはさせてあげられないし、雨は凌げない。生きる上では必要ないかもしれないものを大切にしたいし、大切にされたい。もしかしたら言葉の槍から守る盾にはなれるかもしれない。心は満たせるかもしれない。不安や挫折の雨は凌げるかもしれない。望みを掴む瞬間まで一緒に走っていける。その先もまた次の望みに向かって走っていける。僕らだけが使える魔法。
♯4 / heartbeat
歌う意味。俺らじゃなきゃいけない理由。なにもわからなかった。言いたいことなんてないと思っていました。というより、僕が言いたいことをそのまま歌にしていていい訳がないと思っていました。だからせめて自分が聴いていて納得できるように、ありのままの言葉を色んな視点から見ていたし、何重もフィルターを通したりした日もありました。そんな日は決まって自分でも核の部分がわからなくなったりして、この曲は特にそういう部分で壁に触れていました。そして初めて、この曲を書いているタイミングで「音楽続けられないな」と思いました。5月とか、6月とかの話だったと思います。こんな自分が続けていいと思えないまま、ROCK IN JAPANでの初披露を迎えました。本当はこんなこと言葉にしたくないですね。わらい。だけどね。納得できないままみなさんに届けたこと、だからこそ夏フェス期間中どんどん姿を変えていったこと、アーティストとしては恥ずかしいことかもしれませんが、この曲は特に、みんなと作った気がします。見付けてくれてありがとう。
♯5 / innocence
これでよかった。ってあとどれくらい思えるだろう。幸い、この曲を書いた22歳の時点では手に余りがあるほどには「よかったな」と言えたことはあったけど、やっぱり基本的にどこか疑問や不信を抱えつつ生きている瞬間の方が多い気がする。おそらくその数が人生の9割以上を占めているでしょう。今でもその疑問や不信感を抱く日があることに変わりはないから。記憶がないというのは切ない。ゲームを始める時にキャラクターを作る過程があるのと同じように、人生にもあったらいいのに。もしかしたらあったのかもしれないけれど、生まれる前の記憶なんて思い出せないし、もうどうしようもない。どうしようもない僕らは始まってしまった人生の中で、今で正当化するしかない。色んな言い方で正当化できるとは思うけど、この思考そのものが無駄な気もした。わからないけど僕らは生きていて、どうやったって未来に進んでしまうし、立ち止まっていても終わりは迫ってくる。走って逃げたらその倍のスピードで追ってくる。逃げられないなら未来へ行く。「これでよかった」って何度でも言うために。
♯6 / at (liberty)
勝ち取る自由のことを「liberty」というらしいんですね。でも自由って勝ち取ったところで、不自由を感じなければ存在し続けることはないと思っています。たとえば学校には校則というルールがあって、たとえば必要ないものは持ってきてはいけないとか、頭髪がどうとか、遅刻が通信簿に響くとか。人間関係でもある一定のルールがあると思います。仮にこれらがなくなったとしたら、その分楽しいことも減るのではないか、と思います。ただ自由が広がっているというのは、空に浮かんでいることと同じだと思います。何にも触れられず、走ることもなく、なにかを達成することもなければ変化もしない。ルールがあるから、そこから抜け出すことが楽しくて、思い通りにならない相手がいるから、分かり合えた時に嬉しい。だけど、だからといって不自由がいいというわけではないと思う。自由に向かう気持ちは大事。より良い人生であるために。ただ、どこまでいっても不自由が付きまとう。いつでも自由はある。勝ち取っていける。その度に現れる次の敵から、俺は逃げたくない。
♯7 / pellucid
「嘘をつきます。背伸びします。見栄だって張ります。自分を良く見せたいからです。」これってすごく素直だなぁと思います。誰にってわけではなく、自分自身に。もし僕が嘘つかれる側だったら、裏切られたと思う反面、「かわいいな」とか思ってしまうでしょう。まぁ許すかどうかは置いといて、その行為自体はとても正直なことだと思う。だから、本気で嘘を突き通したいのなら、絶対に悟られちゃいけない。逆に、誰かの言葉が嘘だと気付いた瞬間に、「裏切られた」という想いだけに囚われてほしくない。みんな自分を良く見せたい。だけど結果的に誰かを傷つけてしまうかもしれないから、できるだけその可能性は最初から潰す。ルールというよりは心得。嘘は良くない。当たり前。だから許せない。わかるよ。壁は高ければ高いほど越えるのは難しい。自分を守るために高く築いた壁は、次第に自分すら阻むものになる。とても窮屈になる。無理はしなくていい。だけど、少しだけ。嘘の中にある真意を優しく手に取ることができれば、嘘をつかれたあなたにとって、痛みだけで終わらないと思うから。
♯8 / オフコース
時間が色んなものを食べていった。思い出になったであろう1日も、部屋でだらけている内に時間が食べていった。当たり前が当たり前である間に特別を見出すのは難しい。だからといっていつでもなんでも特別だと思って過ごすというのも、なんだか薄れていきそうでそれも違う気がした。何気なくこの曲が通り過ぎていってもいい。たまに、言葉が引っかかった時に、大切にしたいと思えた時に、その手助けをできたらいい。いつも生活の中に音楽がなくたっていい。この曲自体が「当たり前」に飲み込まれてもいい。きっとうだうだしていても、忙しなく過ごしていても、いずれ時間が食べていってしまうから。ただ、思い出した時に、もしくは思い出すきっかけとしての言葉や音があってもいいのかなと思う。大切なのは音楽ではないと思うから。すべてはみなさんの心だと思います。素敵だと思ったり、くだらないと思ったり、そこまでは計り知れないですが、どちらにせよそのきっかけのひとつとして僕は存在していると思うし、僕のきっかけにはいつもみなさんがいます。
♯9 / 不死身と七不思議
この曲はあまり自分で書いた感覚がないです。この曲の登場人物が勝手に話を進めていったような感覚。だからあんまり話せることがない。毎日繰り返してんなぁ、毎日同じだなぁ、死んでるのと変わらないかもなぁ、でも生きてるしなぁ。とふわふわしていたのが始まりだったのは憶えています。でも、自分がこの歌詞を書いたということ自体がわりと衝撃だったような。そういえば"オフコース"の余談でもありますが、「雲ひとつない晴れ空」というのが苦手です。箱の中にいるような気分になります。不思議です。こんな風に不思議に思えることがたくさんあります。ちょっとひねくれてみれば視界に入るものすべてに「なんで?」って言えます。木が木である理由。道路がコンクリートである意味。なぜ人生を全うしなければいけないのか。エトセトラ。今は適当に並べてみましたが、ちょっと考えればすぐに答えが出る馬鹿なものもあれば、おそらく永久に答えが出ないであろうことまで。最近はなにかしら理由付けすることで、わかった気になっているのが少しだけ楽しいのかもしれない。
♯10 / eve
春にだけ桜が咲くから、どうしてもその時期だけは自分の足跡を辿ります。ここまでどうやってきたか。何を考えていたか。どこでつまずいたか。全く変化がない立ち止まった年もあれば、辿るのも困難なくらい過去という旗から遠ざかっている年もあり、それを思い知らせる桜に対して若干後ろ向きな気持ちになったりします。どちらにしても過去を振り返るという作業はとても切ないもので、何も変わっていない自分には悔しくなるし、遠くまで歩いてきていると懐かしく感じる自体が寂しくて、けれど春だけは、必ずこれまでを振り返るようにすると決めています。正直な話をすると、自分の過去と今に矛盾が生じるのがずっと怖かった。崩れてしまいそうで、崩してしまいそうだったから。自分のことも自分が生きる世界のことも。そうしている内にいつの間にか鎧を着込むようになり、雁字搦めになっていて、崩れない代わりにもしも崩れる時は盛大に壊れてしまいそうな、そんな感じになっていました。それは立ち止まっているような、成長できないような感覚。これまでのことは忘れてしまわないと新しい自分にはなれない。後ろ髪を引かれて臆病になってしまうから。ただ、全てを忘れてしまうのはそれはそれで悲しいから、春だけは思い出します。また新しい旅を始めるために。とても個人的だったこの曲を世に出すということが自分の中ではとても大きな一歩だったと思います。もう戻れない。わかっていたけど、踏み出すのもおそろしかった。今、全ての「今まで」があって、「一歩目」があったから、あれほどおそろしいと思っていた過去の自分に言えることがあるとすれば、今の自分は好きだよってちゃんと胸を張って言える。
♯fantasia
この文章の中で何度も書いているかもしれませんが、僕にとっては「きっかけ」のアルバムです。僕だけではなく、このアルバムが届いた全ての人にとって「きっかけ」であればいいなぁと思っています。ここから始まるものがあるから。全てが過去になった。僕にとっても、これを読んでいる皆さんにとっても、アルバムを作ったことや、届けたことが全部歴史になった。だからまた新しい景色を見せるために旅をする。皆にもきっと旅がある。日常が、生活があって僕らの音楽で一緒に紡いだことよりたくさんの想いが溢れる世界がある。きっと変わっていくでしょう。これからも届ける僕らの音楽がまた、ひとりひとり違う響き方をして、そのどれもが素晴らしくなるように歌っていきます。いつまでも皆のそばにいたい。僕らには僕らの旅があり、皆さんには皆さんの旅があるけれど、それを繋ぐのが音楽だと思っているので、決して離れることはないと思う。いつもそばにいます。これからもたくさんの景色を見せてください。俺らもたくさん歌っていきます。ふたつ合わせて、景色を作っていこう。物語にしよう。音を鳴らそう。そのどれもが、どこまでも響いていきますように。
最後まで読んでくれてありがとう。続きはツアーで話そうね。
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2017.04.12
「fantasia」セルフライナーノーツ 川口編 / 川口大喜
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こんちゃ。
圧倒的なまでに俺だ。川口だ。今回は今日発売の3rdアルバム、「fantasia」の
セルフライナーノーツってことで、
俺なりにfantasiaに収録されてる楽曲達について
書いていこうと思う。俺すんごく文章下手くそやから、伝わりづらかったら
ごめんな!あと、たまに日本語わからなくなるから
それも予め言っとくね✨
まず1曲目キャラバン。
できた時久々にここまで明るくロッケンローな曲ができたなって思った記憶がある。
サビではメンバー皆んな合唱してるんだけど、皆んなで歌うことにはすごく意味があって、サビで歌ってることは結局皆んな同じ気持ちで、伝えたいことがそこにはかなり詰まってて、だからうちのボーカルの大も皆んなに歌わせようって思ったんだろうし、とにかく自分を奮い立たせる歌というか、そういう曲。俺らは絶対音楽を続けていくというか、ある種決意表明な曲だよね。
聴いてくれてる皆んなも、今やってることや、なんとなくでもいいから続けてることだったり、色々悩んだりしながらもやってきてそれが今になってる人、理由は様々だけど、今がそれだったらそれをひたすらに信じる、信じたもん勝ち!そんな気持ちで叩いて歌ってる曲です。やから一緒に頑張ろ✨
2曲目 地球儀
そう、空想や妄想の中の自分ってマジ最強よね。笑
でも現実はそうもいかんくて、現実になると一気に弱くなるし、
マーーーーージで無力な人間でさ、ちっぽけすぎて何にも行動に起こせなくなるし、クソほどどうでもいい、空っぽ中の空っぽな人間なわけ。笑 すんげえネガティブな発言だけど、でもさ、こんな人間でも輝きたいわけ。どんなことでもいいけんさ。やっぱり輝きたいわけ!この現実世界で、俺も一個の光になりたくて、闇に埋もれて輝きを失ってる人を照らしてあげられる、そんな光を持った人間になりてえ!!!だからそういう願望を込めて、ぜってそうなる!なったる!そんな気持ちでこの楽曲は鳴らしております。やけん皆んなで歌お!✨
3曲目 涙星群の夜
この曲は、以前ラインブログでも話したんだけどさ、
俺は前からある想いが一つあってさ。
人は色んな感情表現をするけど、その中でも人が流す「涙」には絶対的な信頼を置いてて。こればっかりは嘘をつけないんじゃないのかっていうか、ぶっちゃけ、これを言うとすごく俺がひねくれた奴みたいな印象を持たれるかもしれないんだけど、笑顔とか、笑うって表現はぶっちゃけ嘘つけんだよ。大人になればなるほどつくり笑いなんて得意技になるもんだろうよ。
でもさ、涙はそうもいかないと思ってて。俺は一番の感情表現は「涙」だと思ってる。つーかこればっかりは疑いたくない。自分も含め、人が流す涙はほんっっっっっとうに信じたい。だって、こんなに美しくて輝いてるものって他にある?笑うことにしたって、本当に心の底から面白くて、楽しくて、嬉しくて、そんな時に笑ったら一緒に涙でん??俺は出る。怒りだって、本当に誰かに怒ったりぶつかる時もやっぱ涙出るもん。
涙は感情の王様。
俺はこればっかりは何があろうと信じてやる。嘘の涙でも本物に変えたる!そんな気持ちになれたし、その俺の考えはやっぱ間違ってないよな!
と、ある意味些細なことやけど、少し自分に自信が持てた曲です。俺は言葉にするんは苦手やし、うまく伝えきれんから、大がうまい具合に代弁してくれたなって思ってます。
皆んなも恥ずかしがらんと、堪えんと、泣きたい時は子供のように泣いてみよ✨俺なんてすぐ泣くぞ!✨
きっと一番伝わるし、大人なんだから、とかそういうんマジどうでもいいから、泣くんも一つの強さやって!✨いえい✨4曲目 heartbeat
これはね、まあタイトル通りというか、心の歌だよね。結局人の心の中なんてわかんないし。絶対的な信頼がある人、例えば家族とか親戚とか親友だったり、でもそんな人でも何考えてるか分かんないし、何を想って日々生きてるのか分かんないし、ましてや自分も分かんないことあるし。笑
頭で考えたっていくら考えたって分かんないことはあるさね。その一つが心だよね。心は考えるもんじゃない。感じるもんなんだよきっと。何かを感じる時って頭では考えてないよね。心はいつだって正直だし、心に嘘はつけないよ。
人が一番心を敏感にさせるのは対、人だよね。もちろん人じゃない何かに心を動かされることもあるけど、でも基本的に人だよね。人の中に埋もれて、人の中で生きることで色んなことを感じて、色んな感情を覚えて、そうやって生きている意味を見出していくんよな。
自分って言うもんが確立されていくんよな。何のために何者でもない自分として生まれてきて、何のためにこの心臓を動かし続けるのか。それはきっと感じるため、感じ抜くため。心臓が止まると人は死ぬよね。それと同じで、感じることができなくなったり、それを放棄するとそれは死んだも同然。
何のために生きてるか?って、それは感じるためだよ。感じ合うため。生きていく上で、そこからは絶対に逃げちゃいけない。目に見えるものが全てじゃない。心にだって目はある。感じることで目に見えてるものも違って見えたりするやん?感じることってマジ半端ねえんだって!
私情になるし、少し脱線するんだけどさ、少し前に祖父が亡くなったんだけどさ、親戚もみんな言ってたんだけど、いなくなったことにあんまり実感がなくて。確かにその瞬間はすごく悲しかったし、辛かったよ。一緒に暮らしてたし、たっくさんの愛情もらっとったから。けど、寂しいなんて気持ちが本当になくて。
前に親戚と話してて、なるほどって思ったんやけど、確かにこの世からは去ってしまったけど、じーちゃんは皆んなの心の中に生きてるんよな。いや本当に。それは皆んながじーちゃんのことを感じ続けてるってことでさ、それってすごくない?んでそう感じさせるじーちゃんすごくない?皆んな大好きやったし、やっぱそこにはとんでもない愛があってさ。てか毎年じーちゃんの話は親戚で笑いながら思い出話したりするんやけど、なんかずっとそこに居る感覚なんよな。すんげえ幸せやなって思う。てかこれを書いてて、この曲はすごく人として大事なことを歌ってるなあと感じた。心は永遠の命だよ✨5曲目 innocence
ほんっっっとうに人生自問自答の毎日だよね。笑
もう本当に辛いもん。笑
何が正しくて何が間違いなのか本当に分かんない。
ひたすらに自分の心と向き合う日々。
自分を騙しにかかる時もあるけど、やっぱり心には嘘はつけなくて、でも納得いかなくて、じゃあどうすればいいん?って、落ちるとこまで落ちてみても光は差し込んでこない闇も闇なそんな時期が絶対あってさ。皆んなもあるやろ?マジ辛いよな!笑
笑けるくらい辛い!笑
けど、そんな中で俺らは定められてない答えを見つけてそれを信じて生きていくしかなくて、嗚咽が走っても信じていくしかなくてさ。大もMCで言葉にしてたけど、マジで勇者だよ。
少なからず、俺の周りも皆んな色んなものと戦って人生を必死で生きまくってる。かっこいいよマジ。
どんなバカでも基本自分と向き合って自分と戦って生きて生きまくってる。これを見てくれてる皆んな、このアルバムを聴いてくれてる皆んな、一緒に勇者になって勝っていこや✨負けたら他の勇者が手をかしてくれるよ✨自分を信じて、周りの人を信じて、皆んなで勝ってこ!✨6曲目 at (liberty)
自由とは何か?な歌。
作者の大も言ってたけど、不自由さの中に自由がある。もう激しく同意。
確かにその通りで、世の中本当にうまくできてんなーって思います。
つーか自由ってマジで何なんやろうな。好き勝手できることが自由とは思えんし、自由って言うもんを大して理解してないくせに何かと不自由さを感じてしまうし。んー、矛盾してんなーとも自分に対して思う。
でも自由になりたくて、それを求めて生きてるとこあるし、なんかそういうどうしようもない願望がサウンドに表現されてるなーって思う。笑
だってむかつくもん。笑 ぬああもう!!ってなる。どうしたいん!??って。笑 けど、そんな中で少しずつ自分にとっての自由ってもんを見つけていかないかんし、自分が自由と感じるその瞬間、そして不自由と感じるその瞬間を感覚として残す努力をしていかないかんと思ってる。変な話、この自由ってのを理解できたら結構人として最強になる気がするんすよね。無謀だけど。でもそれを掴んでやる。やったろ✨7曲目 pellucid
いやーいいラヴソングですよね。
俺も個人的に色々あった時に、この曲を朝方聴いて泣きました。
自分というものが本当にわからなくて、どの自分を受け入れたらいいのかもうマジでわからない。歌詞にも出てくるけど、一体俺はいくつ自分を偽ってきたんだろって思う。でも、そのどれもが紛れもなく本当の自分で、受け入れがたいけど、受け入れるしかなくて。こんな嘘だらけな自分を受け入れてもらうために、こんな俺でも誰かを信じていけるために、そのためにはまず自分を認めるとこから始めなきゃね✨8曲目 オフコース
日常の中に潜む密かな憂鬱。
すごく些細だけど、その小さなことで悩んでちょっと意識を変えるだけで、普段の何気ない日常はまた変わって見える。
この曲の歌詞聴いてて、すごく共感する。そういや昔大とこんなこと話したな〜なんて歌詞もあったりして、個人的にはすごくリアリティーのある歌詞。そうなんだよ、日々生きてて、こんな俺じゃダメだって思って変わろうとする。けどさ、心のどっかで変わることにかなり恐怖を抱いてる自分もいるんだよね。でもやるしかなくて。なんかもう本当にあーもうとか思いながら普段の帰り道を歩いてる自分がこの曲聴いてると出てくる。なんかすごく手を引いてくれる曲だなって思います。ま、気長に頑張ろ✨9曲目 不死身と七不思議
いやーこの世界は不思議だらけだよね。笑
いや、もう未知だらけだよ。俺が無知すぎるってのもあるんだけど、、笑 とりあえず不思議に満ち溢れたこの世界で、自分の思うその不思議を知ってそれを理解してってなると、マジで一回の人生じゃ足りねーよってなる。まあ理解は絶対にしなきゃいけないってわけでもないしさ、変な話理解しない方がいい不思議だってある。ようは不思議は不思議のままにしておいた方がいいこととか。たまにさ、知りたくなかった事実とかあんだけど、あれを知る時間は本当に無駄だなって思ったり、考えすぎなんだけど笑
生きていく上で出会う様々な不思議、そしてそれに支払う時間、一度きりの人生なんだから今日出会うその不思議は大事にしたいし時間も大事に使って何気ない日々をもっと明るく楽しいものにしていきたい。そしてその不思議と時間を誰かと共有できたらもっと幸せだよね。なんかこの曲もある種ラヴソングっぽいな〜なんて思いながら聴いてます。いいお歌✨10曲目 eve
ということで最後になりました。
この曲はなんとも文字に起こし辛いといいますか笑
感じることが多すぎて文字にすると薄くなりそう。。
ましてや俺みたいな文章力のない人間がやるとなおさら。
まあいい。
とにかくこの曲を聴いて俺が思うのは、明日を迎えるために、明日を素晴らしい日にするために、そのために今日という日、素晴らしい日になるであろうこの前日はものすごく大事で、つまり今日、つまり今、かけがえのない未来をつくるための準備の日だなって思う。だから今を全力で生きないかん。そんな風に感じました。言いたいことはすごくシンプルで、頭ではわかってたけど、この曲を聴いて改めて一瞬一瞬をもっと大事に生きていかないかんなと思いました。うん、絶対そうや✨
ということで、長々と書いてきましたが、
読んでくださった方ありがとうございました!それぞれの感じ方で、それぞれの楽しみ方で
fantasiaを素晴らしい一枚にしたってください!以上、川口なりのfantasiaでした!