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2018.12.08

俺のThe Naked Blues(セルフライナーノーツ 〜川口大喜編〜) / 川口大喜

松本の一番近くにいるメンバーによる『The Naked Blues』セルフライナーノーツを順次アップしています。


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「俺のThe Naked Blues」


こんちゃっっ。


どう考えてもドラムの川口です。


こっちのブログは久々ですねっ。


なんかこっちはビシっとしますね。



なんか緊張するぜっ。



ってことで、



我々、12/5に4th ALBUM「The Naked Blues」をリリースいたしました。



皆んな聴いてくれましたでしょうか?



今回はそのアルバムについて、俺が思うThe Naked Bluesについて書いていこうかと思いまして。


まあセルフライナー的な?



俺はメンバーだけど、歌を聴く時は
皆んなと同じ目線です。
なのであくまでも個人的な感想です。
まあ俺のThe Naked Bluesです。



改めてじっくり聴きながら



曲ごとに書いてみました。




長くなるとは思いますが、
暇つぶしにでもみてやってくださいっ。



っしゃいってみよう。





1. I aroused


「私でいるために」


自分でいるために、自分にしかない輝きを失わないために。
俺は悩む、本当の自分ってのは、なるものなのか、戻るものなのか。
いくら悩んでも答えは出ず、
と言うか、出す気がないことに気づく。
しかしそんなことを悩んでる「今」の自分に本来の自分らしさを感じることがある。
瞬間ごとに何を強く感じ、何を強く信じ、何を強く愛しているのか。過去でもなく未来でもなく、今というその瞬間の中でこそ自分の輝きははなたれてるもんやと思います。
別に考える必要はない。今感じたそれを感じまくればいい。したらもう光ってるかもよ。輝いてっかもよ。



2. New Clothes


「どんな姿で」


自分が信じたものを、自分が胸をはれるものを、どんな姿でやりたいのか。
どんな姿で人に認めてもらいたいのか。
その俺は自分じゃない、そんな自分を好きにならないでくれ。
知らず知らずに自分にハッタリかまして、そうやってできた鎧をまとったもう1人の自分。そんな自分との闘い。裸と鎧の闘い。俺と俺の話。



3. オーバーフロー


「愛されたい」


誰もが心の中にもつ願望だと思う。
俺も強く願う。ふと思う、人に愛されたいと願うならば、一体何をすれば良いのか。
愛されたい人達に、何を伝えたらいいのか。
言いたいことはたくさんある。その中から何を選びどの言葉を伝えればいいのか。
この溢れそうな想いにどの言葉が一番合っているのか。
心と言葉。その瞬間の、その時のありのままな自分、鮮度抜群な強い想いはそんなに難しい言葉ではないと思う。考えなくていい。とんでもなく最強な言葉がすでにあるはず。



4. BABY STEP


「偉大な一歩」


たくさんの想いやたくさんの言葉が飛び交う世の中。自由に生きれるが故の不自由な人生。何かと比べて埋もれそうになる日々。生き埋めにされる前に這い出なきゃいけない。つまりは諦めちゃいけない。何を?自分を。
今までで得た幸せや喜び、自分のもつ輝きはそれまでの小さな一歩が生み出してくれた財産なわけで。そうやって自分と生きてきたんだろうよ。立ち止まることは踏み出せることの証明。踏み出したその小さな一歩は世界を変えるための一歩。でっけえんやぞ!笑



5. 花と詩人


「愛と言葉」


想いが深ければ深いほど、言葉では足りなくなってしまう。愛の語り方とは。
そもそも語るとはどういうことか。自分の言葉だけの話ではない。愛を語るということは愛する人がいるからであり、愛する自分がいるからであって、1人で語ることではないのかも。と言うか語れないのかも。伝えることはいくらでもできる。でも感じること、感じさせることは、互いの色や形を語りあわなければ分からないことなのかも。その先にある愛ある言葉、手を取り合って掴んだ愛ある言葉はとても強いものだと思う。1人ではその言葉に辿りつけねーんじゃね?なんて。



6. 凡人ダグ


「何もない」


これに関して俺は一つ思うことがある。
「無」こそ「最強」なのではないか。と。
可能性しかない。ゼロのもつ可能性は偉大だ。何もないことに対してマイナスな感情が働くのはまあわかる。けど、無いということはきっとどこかに何かがある、と信じてるから無いと思うのであって、それを信じて探し続けることに俺はとてつもなく価値を感じる。必死ですよ。必死。自分を見失わないために何かを探す。無くても探す。そういう時の人間は強いと思う。何か見つかったら最強になってると思う。




7. 亡霊と影


「美しい日々」


ある意味出会いと別れ。そして覚悟とけじめ。そんな曲なのかと。
失って気づく美しさ。失うからこそ輝きをもつ美しさ。共に歩んだ自分の一部を失う恐怖。目の前にはまた新たな闇。
しかしながら、おそらく、その闇を照らせる輝きとはそんな美しい過去達だと思う。
今その時に輝くものが全てではない。
願えば願うほど、信じれば信じるほど、そんな美しさは光力をもって今の自分を照らしてくれると思う。




8. Dreams


「不確かなままいこうぜ」


不確かだからこそ求める。不確かだからこそ輝ける。夢を追うってのは不確かから始まってんじゃねーの?と俺は思う。
知りたいから、未知だから、もう夢を追うってのは宇宙に飛び立つみたいなもんだと思う。信じたもの勝ち。まだみぬ己の栄光を掴もうってんだから、その夢は自分にしか叶えられないわけで。いや、叶えられることすら不確かなんだが、こればっかりは、やるしかねえ。笑 つーか自分にしかできないことの一つだわな。自分の中にある不確かなものは人生を謳歌する上でとてつもなく重要な要素。自分の不確かに対してありがとうとすら思う。




9. Beautiful


「一瞬と一生」


長いようで短い人生。短いようで長い人生。
んー難しい。結局、一瞬の積み重ねが人生なわけで、それは人によって感じ方が違うのだろうけど、一生の中でどれだけ一瞬を感じれるか。その一瞬の中でどれだけ生きることができるのか。目の前にある今を全力で生き抜く、そんな生き方できれば1日も一年も一瞬なんだろうな。儚くも切ないその一瞬だけど、それはとても美しいもので、綺麗で、何よりも輝きを放つ、けどそれは容易く触れることのできない、まるで雷のようなもの。命がけの一瞬、そんな一生に憧れてしまう。




10. おまじない


「言葉にしよう」


願いを叶えるための自分だけに使えるおまじない。自分にしか口にすることのできない言葉。認めること、受け入れること、それは嘘偽りのない数少ない言葉に繋がる。言霊みたいなもんだ。そんな数少ない自分の言葉は、自分だけでなく、時に人を救うことだってある。口じゃ説明できないこの世のファンタジー。大切な人に、大切な時に、大切に贈る、そんな言葉をもてたらいいなと、思った曲。



11. Water Lily


「孤独は君がくれたもの」


何を隠そう俺は孤独を愛する寂しがり屋なのである笑 ってことはどうでもいいか。笑
まあ思うに、孤独ってのはそんな悪いもんじゃないと思う。孤独を感じる時ってどんな時?人それぞれ感じ方は違うけど、俺は寂しい時に感じる。じゃあさ、寂しさって、何で寂しいって感じるんやろね?俺はこうだ、寂しいと思わせてくれる大切な人がいるからである。つまりそれは俺にとって自分と同じくらい愛おしい存在。自分に命を感じさせてくれる存在。それを感じるから、知ってるから、寂しさがあって、孤独を感じることができる。だから、なんっつーか、孤独ってのはひとりじゃねー証なんじゃね?ってことを言いたいのである。イェア☆



12. 月のこどもたち


「君と知る全てが光なんだ」


長々と書いてきたけど、この曲に関しては、この「君と知る全てが光なんだ」という一説に強い気持ちが込まれてると思っております。少なくとも、俺はこの一説で正直説明は終われる。つーか、このアルバムはこの言葉がうまくまとめてくれたなと思っております。辿りついたなってゆうか。




はい、



長くなりましたが、



俺はこのアルバムを



改めて、この世の微かな光になるまでのアルバムだと思っております。



何回でもスタートにたちます。



このアルバムをつくりちったあ強くなれた



そう思っております。




我々の自信作、胸張れるこのアルバム
「The Naked Blues」を是非ともよろしくお願います。



最後まで読んでくださった皆さん、
マジでありがとう。これからもよろしく。