チョリソーこらあ! / 川口大喜
川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口川口
川口です。
くっそうける。
ブジーア。
昨晩の話。
ホテルの外で煙草吸ってたら、
今まで絡まれたことのないタイプの野郎に絡まれました。
俗に言う、お兄系と呼ばれるタイプ。
お兄系、リスペクトしたことねーけど、昨晩のお兄系の切実さには少しうたれるものがあった。
ここからはそのお兄系のことをチョリソー君と呼ぶ。
チョリソー君
「さーせんっ!あのぉ〜、もしかしてここのホテルに泊まってる方っすかぁあ〜っ?」
俺
「は?え?そうすけど」
チョリソー君
「マジ頼みあんすけどいいすかぁあ?!」
俺
「なんすか?」
チョリソー君
「靴...靴貸してくれないすかぁあ?!」
俺
「は!?」
やばいやばいめんどい絡みになってきた、しかも相手は実はチョリソー君だけじゃなく、もう一人のお兄系コックピット君もいやがる。
ここで嫌だっつったら、何されるかわかんねえ、お兄系怖いよ。
てか黒いよ。
チョリソー君とコックピット君マジ怖いよ。
俺
「靴すか!?何ですか!?えー!?」
ここで川口爆笑。
しかしチョリソー君はかなり切実に、
チョリソー君
「マジで...クラブ行きたいんすよ...!クラブ、クロックスじゃ入れないんすよっ!マジ頼みますよ!クラブ行きたいんすよっ!」
ここで再び川口爆笑。
俺
「そりゃあ無理っすよ!爆 」
チョリソー君
「マジすかぁあ!?あーマジすか...」
マジだよ。
アシックスのドラム靴だったら貸してやってもよかったけど、クロックスより可能性低いやろ。
俺とチョリソー君はお互い
すんません〜なんつって別れたんだけど、チョリソー君とコックピット君がその場を去ろうとした瞬間同じホテルからあと4人ぐらい、お兄系がでてきて、会話がやっぱり靴ねーよ!とか、この服じゃ入れねーよ!とか、
クラブってそんな厳しいんすか!?
なんて思いながら
お前らこれからどーすんだよ!って、もう完全に誰かから奪う気満々でしょっ!
だって、チョリソー君のクラブに行きたいって気持ちがマジだったもん。あのマジな目。
こんなとこで終わるようなやつじゃねえ。
だよな?チョリソー?
いけよ。とことん。諦めんな。
頑張れ。
とか思ってないけど思ったことにして俺は俺でコインランドリーに去ったわけ。
チョリソー君どうなったんやろ。
今福岡へ移動中。
あ、心うたれるものがあったっつったけど、ブジーア(嘘)ね。
じゃーね。